Jubilee-Jaejoong-2 (ページ47)

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まさかの-美和- ページ47

衝撃だった。

言いたい事は山ほどあるのに、Aの話を聞いて
笑いしか出てこなかった。

お酒の力を借りて何とか理解出来たけど
やっぱり現実味がない。

でもAが話す態度は
きっと"ただの友人"として話してるんだなって感じた。

そうか、そこなんだなって。

私の知るジュンスは画面に映るシア・ジュンスで
キム・ジュンスじゃない。

でもAが知るジュンスはシア・ジュンスじゃなくて
キム・ジュンスだと考えれば
呆れるぐらい冷静な親友に納得がいく。

でも現実味が湧かない。笑

『私先にお風呂入るから、そこで寝ないよーに！』

「もう大丈夫。笑」

『みたいだね。笑』

Aがバスルームに消えた後は引き続き観賞タイム。

"生で会えたら死ぬな、うん。"
"いや死ねないよ、勿体無い。笑"

そんなどーでも良い事ばかり考えていると、着信音が鳴り響いた。

「あっ私じゃない」

Aの携帯を確認。

何も考えず画面を覗き込むと
"ジェジュン"と表示されていた。

「うっそ、マジっ！？」

現実だ・・・・これは夢じゃない。
出るべき？スルーした方がいいのかな？

"出ちゃえっ！"

「もしもし」

「ん？あっ、、、えっとAの携帯ですか？」

やばい、本物。

「すいません、、、友達です」

「あっは、友達ですか？Aはいてますか？」

あっは、、、あっはって言った！！

「えーとお風呂入ってて、、」

「お風呂？あーすいません」

「いえ、何かありましたか？」

あるって言って！

「今度ご飯行こうって話したくて」

「わかりました、伝えます」

「ありがとうございます。」

「いえいえ」

ジェジュンが私にありがとうって言ったー(幸せ)

「あの名前教えてくれますか？」

「誰のですか？」

「あはははは、友達さんのです」

「あはは、ごめんなさい。私は美和です」

「美和？美和ちゃんね、分かった。じゃあ伝言お願いします」

名前呼んだーーー！(死ねる)

「はい、分かりました。では」

・・・・・切れた。

普通に話したぞ。

あのジェジュンと。

「やっば！鼻血でそう」

『お先～・・・ってどしたの？それ私の携帯なんだけど』

「やばい」

叫んだのは言うまでもない。