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メモ-ジェジュン- ページ41
アラームの音が鳴り響き、目が覚める。
意識がはっきりしないまま鉛のような体を起こして
彼女の部屋に向かった。
コンコンコン
ノックをしても返事が無い。
「あけるよ・・・・」
扉を開けると綺麗に整頓されたベッド
そして、彼女が着ていた服だけが残されていた。
何とも言えない空虚感に襲われる。
リビングに戻り冷蔵庫から
ミネラルウォーターを取り出すと
カウンター上のメモを見つけた。
ジェジュンへ
おはよう。
いろいろありがとう。
からだにはきをつけてね。
A
こんな事でテンションの上がる俺は単純だと思う。
♪♪
『もしもし』
『下着いた、降りてこい〜』
『あと5分待って』
『5分だけだぞ〜』
少しだけ残る君の香りが
俺の背中を押してくれる。
今日という1日が希望に満ちているような錯覚を起こしそうなほど
幸せな朝だった。
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作者名：fany x他1人 | 作成日時：2018年9月21日 21時
