集合-ユチョン- ページ40
都内スタジオ
「あれ、ヒョンは？」
「今向かってるって」
「珍しい。ユチョンより遅いなんて」
「はあ？笑」
ジュンスの言う通りヒョンが俺より遅いのは比較的レア。
昨日の今日だし、送ったメッセージは帰って来なかったし
理由は何となく想像がつくから
敢えてジュンスにも話したりしない。
「おはよ」
「あっヒョン！遅くない？笑」
「たまたま」
「ヒョン」
「おはよ、ユチョンの方が早いなんて、びっくり。笑」
ヒョンが意外と普通過ぎて拍子抜けな俺。
「あ、うん。確かに」
「それと、昨日はごめん。返事返してなくて」
「いや、いいけど。大丈夫なの？」
「何とか」
「なに、どうしたの？昨日ってなに？」
「Aと会ったんだ」
「えっ2人とも？」
「「そう」」
「ズルくない？また除け者？てかなんで会ったの？どこで？」
「終わってから話す、それまで待って」
そう言ってヒョンはスタッフルームに消えて行った。
「あんな言い方だと気になるんだけど」
「仕方ない、待とう」
「ユチョン知ってるんでしょ」
「ん〜ちょっと違う」
「え、なに意味わかんない」
「あーうっさいうっさい。笑」
「・・・怒」
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作者名：fany x他1人 | 作成日時：2018年9月21日 21時
