Jubilee-Jaejoong-2 (ページ34)

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強引に-ジェジュン- ページ34

強引だったかもしれないけど
帰ろうとする彼女を引き止めた。

部屋ならあるし。
呼んだの俺だし。と口実を並べて。

困った様子だったけど渋々受け入れてくれた。

空いてる部屋に案内した後は
バスルームに連れて行き
シャワーを使って。と勧めた。

『いいって！明日帰って入るから』

「ダメ、気持ち悪いじゃん」

『でも、私・・・』

「はい・・・・これ」

『えっ・・・あっ』

「勘違いしないで、これヌナ用だから」

『ヌナ用？』

「あーお姉さんね。俺の」

『・・・・・・・』

「もしかして疑ってる？」

『いやそうじゃないけど、いいの？』

「新しいのだし。気にしないで」

『・・・・・わかった。ありがとう』

彼女を困らせたいわけじゃない。

帰って欲しくないのが本音
でもその言葉は言えなくて・・・・

「馬鹿だな俺・・・・」

久し振りの感情に上手く対処出来ない。

ガチャッ

『ジェジュン・・・・上がったよ』

「あっ、おかえり。水飲む？」

『うん、、、ありがと』

ミネラルウォーターを渡すと
恥ずかしそうに受け取る彼女

「なんで下向くの？」

『聞かないでよ。笑』

「化粧落としたから？」

『それもそうだけど、目も腫れてるし。色々ダメ』

「ん、、ごめんごめん。部屋にドライヤー持って行くから先に入ってて。ここだと気使うでしょ」

それに、俺は俺で気が気じゃない。

彼女の言う通り色々ダメ。

『わかった、じゃあ部屋借りるね』

「うん。そうして」

彼女の後ろ姿を眺めて
愛おしい気持ちになった。