Jubilee-Jaejoong-2 (ページ15)

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彼らページ15

ダンボールが山積みの廊下

新聞が重ねて置いてあるリビング

お洒落とはかけ離れたソファ

生活感丸出しの空間は、どうしようとない。

恥ずかしさを通り越して諦めが勝った。

紛れもなく視線の先にはジェジュンがいて
システムキッチンなら兎も角
昔ながらの台所に彼が立ち
包丁を握る姿ときたら違和感しかない。

手伝うと言っても、断られるし
これじゃあどっちが家の主か分からない。

でも、楽しそうなジェジュンを見ていると何も言えなかった。

きっと、、、こんな風に暮らしていたんだろうな。

"みんなと"

気付けば私の心の声が漏れていた。

"それってみんなの事？"

フライパンを持つ手が止まる彼。
やってしまった、、、、汗

どうにか話を切り替えようとしたら

"その話は食べながらにしない？"
ジェジュンは至って普通に応えたから
私は動揺してしまった。

動揺した挙句、ビールなんか出しちゃって

ジェジュンに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。