Jubilee-Jaejoong-1 (ページ48)

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対面ページ48

「ありがとう、迎えが来るからここで大丈夫」

『お時間ありがとうございました』

「ん～何だか距離を感じるなぁ」

『え？』

「普通に話してよ、みんなと話すみたいに」

『みんな？』

「そう、俺の事もユノって呼んでいいから」

『わ、わかりました』

「わかった。でいいのに。笑」

『う、、、はい』

そんな会話を交わしていると、一台の車が停まり窓が開く

「ヒョン」

「あれ、どうしてここに？」

「今日は一台しかないって言ってたのに、迎えに来させるからでしょうが」

「あ～そうだった」

2人が何を言っているのか分からないけれど

車の中にいる人物が"チャンミンさん"だって事は理解できた。

「ヒョン、そちらは？」

「えっと友人のAさん。チャンミン挨拶して」

そう言って、車から降り律儀に挨拶をする青年。

「はじめまして、Aさん。チャンミンです。いつもこの人がお世話になってます」

「この人ってなんだよぉ～」

『わざわざありがとうございます、、2人とも早く車に乗った方が』

「すいません、こんな所で、」

『いえ、そんな。気を付けて帰って下さい』

「じゃ、また連絡するから。Aも気を付けて」

『う、うん』

2人を乗せた車を見送ると

ここ数日間で起きた出来事が走馬灯のように駆け巡った。

まるで、現実でないような出来事ばかり。

このまま家に帰っても落ち着かないだろうな。

♪♪♪♪

【着信-美和-】

『もしもし』

「あっやっぱAだ！いま表参道にいるよね」

『え？？』

「反対車線みて～～こっちこっち」

大きく手を振る美和の姿があった。

「今から飲みに行かない？笑」

"血の気が引く感覚だった"