Jubilee-Jaejoong-1 (ページ45)

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秋の空-ジェジュン- ページ45

目を背けたくなるほどの綺麗な空。

肌に触れる風は少し冷たくて

時の流れを感じさせる。

後悔は嫌ってほどしてきた。

未練を残したまま。

それでも、この道を選んだのは自分自身。

誰かを傷付けても"真実"を伝えるべきだと思った。

行動を起こさせる"原因"として
世間に知れ渡った"事実"は
あまりにも心が痛む内容だった。

事実のようで、真実でないから。

罪悪感、その言葉が頭を支配して
いつしか俺を縛っていたんだ。

俺は・・・・ただ守りたかった。
そう気付くまでに、俺は大切な物を失った。

守り切る事が出来ず
結果として別々の道を進んだ。

長い時間を掛けて築き上げてきた関係があるからこそ

"俺たちは離れるべきなんだって"

そう感じたよね。

言葉を交わさなくても、感じた。

辛かったよな、お互いに。

その言葉をかけてやれたら

どんなに良かっただろう。

タイミングなんて幾らでもあったのに。

俺は自分が許せない。

許す方法すら分からない。

ユノ、、、、

どうして彼女にそんな事を言ったんだ。

どうして、、、、

俺を離してくれないんだ。

俺は最低なのに。