Jubilee-Jaejoong-1 (ページ42)

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彼の言葉ページ42

「じゃ、俺ここだから」

『うん、気を付けてね』

「Aも」

『うん』

タクシーのドアが閉まり、彼の姿が小さくなる。

目を細めて手を振るジュンスが誰かと重なった。

ユノさん・・・・！！

『すいませんっ！停めてくださいっ！』

ガチャッ

私は急いで彼の後を追いかけた。

『ジュンスッ！』

『ジュンス、、、待って！』

勢い良くジュンスの腕を掴む。

「ヤァッびっくりしたっ」

「ど、どうしたの？」

『はぁはぁはぁはぁっ・・・ご、ごめんっ』

「大丈夫？」

『ジェ、、、、ジェジュンにっ』

「ジェジュン？ヒョンがどうしたの？」

『はぁはぁっ、、よろしく伝えてってっ・・』

「ん？？？」

『彼がっ・・・・ジェジュンに』

「彼？」

『ユ・・・・・ユ・・・ノさ・・・んっ』

「えっ」

『・・・・・ユノ・・・さんが・・・そう言った・・・の』

「A・・・」

『・・・』

「ヒョンと知り合いなの？」

『えっと、、、そのっ、、、』

「なんで」

ジュンスが私の腕を強く掴む。

『痛いっ！』

「ご・・・・ごめんっ」

『・・・ジュンス』

「ごめん、俺行かなくちゃ」

『・・・・・』

「ヒョンには、、、伝えておくから」

そう言った彼の悲し気な表情が

私を動けなくした。