Jubilee-Jaejoong-1 (ページ32)

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思い出-ユノ- ページ32

久し振りに訪れた場所には、"彼女の姿"

2年前であっても、彼女だと直ぐに分かった。

"大丈夫ですか？切れてませんか？"

"何か嫌な事あったんですか？私も今日は色々あって"

"色々って言っても、大した事じゃないんですけどね。"

"元気出していきましょう？"

俺は救われた。

逃げ場所も、心の拠り所も
その時はどこにもなくて。

ただ彼女の言葉や雰囲気があたたかくて
忘れられずにいた。

いつか、ありがとう。と伝えられたらって

あの時、実は、、、何て
思い出話が出来ると思ってたんだ。

思い出話になるどころか
彼女は俺の事すら覚えていなくて

それ以上に驚いたのは、"彼"の名を口にした。

ジェジュン。

どうしてAさんが、、、？

でも少し嬉しかったんだ。

なぜだか分からないけれど

Aさんなら、大丈夫って。

彼女を介して、ジェジュンの名を聞けた事が

俺にとって大きな一歩となった。