Jubilee-Jaejoong-1 (ページ30)

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パニックページ30

「久しぶりだね、元気そうで何より」

「マスターもね。撮影が終わってダッシュできたんですよ。それじゃあAさんいるから」

『わ、私の名前知ってるんですか！』

「知ってるよ、あの時きいたからね」

『そ、、そうですか』

「もしかして俺の事覚えてない？笑」

「ユノ君、ごめんね。この子記憶力悪いんだ。笑」

『す、すいません』

「あはは、俺もまだまだって事ですね」

『いやいや』

「それにしても今日は凄い1日だったね、Aちゃん」

『え？あ、はい』

「ん？何かあったんですか？」

「ジェジュン君、来てたんだよ」

『(何で言っちゃうかな)』

「あっそうなんですね、元気にしてました？」

「相変わらずって感じだよ、ね？」

『え？なんで私？』

「Aさん、ジェジュンの友達なの？」

『いえ、友達というか、ファンというかさっき会ったばかりというか』

「あはは、Aさん疲れてるね。笑」

『もう何が何だか、、、』

「あはは、仕方ないね。笑」

『すいません、ユノさんが悪いわけじゃないんです』

「ありがとう。ん？ありがとうってのも変だよね」

『・・・・』

「Aさん、番号教えてくれる？」

『番号ですか？』

「そう、ダメかな？」

『どうしてですか？』

「んー、、、、何となく」

『分かりました。』

「ありがとう。」

"ありがとう"

その言葉がとても切なく聞こえたのは気のせい？

ユノさんの笑った顔は、どこか寂しそう。

『ユノさん』

「ん？」

『あの・・・私、、今からジェジュンさんと会うんです』

「そうなの？」

『は、はい』

「どうしてそれを俺に？」

『分かりません、、でも伝えたくて』

「ありがとう。よろしく伝えて」

思い出と呼ぶには綺麗すぎて

過去と呼ぶには悲しすぎる。

"今もどこかで、、、繋がってる"

私は何も知らなかったよね。