Jubilee-Jaejoong-1 (ページ27)

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名刺-ジェジュン- ページ27

「もうそろそろ戻らなくちゃ」

『すいません、長々・・・つまらない話を』

「ううん、大丈夫。逆にごめんね」

『いえ、私は大丈夫です』

「そうだ・・・Aさん」

『はい、何でしょう？』

「今日20時以降って空いてる？」

『今日ですか？』

「そう、食事でも行かない？」

『え？私ですか？』

「他に誰がいるの？笑」

『そうですね、あっはい、ジェジュンさんが良ければ・・・私はいつでも』

「ユチョンが世話になったみたいだし」

『違いますよ、私がお世話になったのに、、』

「ふふ、そう言うと思った。笑」

『・・・・は、はぁ。』

「連絡先・・・・教えてくれる？」

『いいんですか？』

「どうやって待ち合わせるの。笑」

『そうですね、すいません』

「ごめんね、強引だったかな」

『いえ、大丈夫です、じゃあこれ・・・』

「名刺・・・携帯でいいのに」

『時間もないでしょうし、空いてる時間に登録してください』

「あ、うん」

『じゃあ、また後ほど』

「ありがとう。」

『こちらこそですよ、気を付けて戻って下さい』

渡された名刺には
本名や会社名も記されている。

俺の事は調べれば誰でも分かるけど

彼女はただの一般人で
数時間前に知り合ったばかりなんだから。

彼女らしいなって
何も知らないのにそう感じた。

"惹かれてるのは事実"