Jubilee-Jaejoong-1 (ページ26)

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2人きり-ジェジュン- ページ26

「聞いてもいいかな」

『・・・はい』

「あの日・・・どうして」

『泣いてたか・・・ですよね』

「うん、どうしても気になって」

『私、、普段泣かないんですけど、、、ジェジュンさんに泣いてるところばかり見せてますね』

「そうだね、これで2回目だよ」

『あの日より、、少し前に』

「うん」

『彼氏と別れたんです』

「失恋か・・・・聞いちゃダメだったね」

『失恋、、そんな可愛いものじゃないですよ。笑』

「？？」

『結婚するはずだったんです』

「あー・・・」

『そんな顔しないでください、、させてるのは私ですけど』

「ごめんごめん」

『年齢も年齢ですし、思った以上に打撃は大きくて。』

「いくつなの？」

『・・・ジェジュンさんより下です』

「俺の年齢知ってるの？」

『調べました、、、笑』

「恥ずかしい」

『調べていくうちに、こんな人なんだろうなとか、どんな経験をしたらあんな音楽を作れるんだろうとか、、想像してました。笑』

「なおさら恥ずかしい。笑」

『だ、大丈夫です。ジェジュンさんはそのままの人ですよ！』

「ありがとう」

『私こそ・・・』

「まだ話の続きしてもいい？」

『え、あ、はい』

「どうして・・・別れたの？」

『・・・結果論で行くと、彼が別の人と結婚するみたいです』

「！！」

『ジェジュン・・・さん？』

「そんなドラマみたいな話あるの？」

『あるみたいです』

「じゃあ、まだ続きがあるよね」

『どんな・・・続きですか？』

「俺と出会ったのもドラマみたいでしょ？」

『・・・・ジェジュンさん』

「何が起こるか分からないから。今は前を向かなきゃね」

『やっぱりジェジュンさんって・・・ジェジュンさんですね』

「あっは、何それ。笑」

『そのままの意味です。笑』