Jubilee-Jaejoong-1 (ページ25)

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2人きり-ジェジュン- ページ25

♪♪♪

「もしもし・・・」

携帯が鳴ると、ビクッとおどろく彼女。

ユチョンが席を立つと表情が引き攣ってゆく。

「ヒョン、俺先戻るわ」

「あー分かった。なら、ここ払っとく」

「助かる。Aさん、またね」

『えっあの？え？』

母国語を話す俺らに対し焦りまくる彼女。

「ごめんね、撮影があってユチョン戻んないと行けないから俺がここ払っておくよって伝えたんだ」

『はーー・・・そうですか、、、』

「大丈夫？俺とユチョンじゃ態度が違うけど」

『緊張してます、、、びっくりするぐらい』

「このまま、この席に座っててもいい？」

『ジェジュンさんが・・・良ければ』

「ありがとう」

彼女の表情が柔らかくなったのを確認して
俺はあの日の話を持ち出した。

「俺ね・・・・Aさんを見かけた事あるんだ」

『ブッゴホゴホッ』

「ごめんごめん。笑」

『私ですか・・・見間違いじゃ、、』

「レコードショップ」

『！？』

「分かるよね？」

彼女の瞳が大きくなり、俺を見つめる。

『・・・・』

「あの日買ったCD聞いてくれてる？」

そう問い掛けると

彼女の瞳から静かに涙が落ちた。

「ごめん、何か気持ち悪いよね、、いきなりこんな事言われて」

『ジェジュンさん・・・・・』

「・・・・？」

『毎日聞いてます・・・・あの日からずっと』

『・・・私は』

『ジェジュンさんに・・・』

『感謝してます、、、、』

「え？」

『あなたの音楽が私の・・・支えです。』

"彼女は涙ながら微笑んだ"