Jubilee-Jaejoong-1 (ページ22)

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繋がる-ユチョン- ページ22

「そうだ、さっきなんの音楽聞いてたの？」

敢えてその質問を彼女に振ってみる。

『あーユチョン君知ってるかな』

「韓国人なの？」

『そう、最近知ったんだけど。ジェジュンっていう人』

良く知ってる、君よりも。

「でも、Aさんって韓国語分からないよね？」

『あはは、そうなの。だから何言ってるかサッパリ。笑』

「なのに聞くんだ？笑」

『そう、普段音楽ってあんまり聞かないんだけど、、、』

「誰かにすすめられてってやつ？」

『ううん、たまたまなの。仕事の帰りにね、レコードショップによって』

「うんうん」

『どうして彼を聞こうと思ったか分からないんだけど、その場で視聴してね』

ん・・・・？

『感動しちゃって、思わず涙が出たの。おかしいでしょ？笑』

『最近ちょっと涙脆くなってたからだと思うんだけど』

『凄く心地良くて思わず買っちゃったの。でもちゃんと聞くと日本語じゃなくて。笑』

"ユチョン、店で泣いたことある？"

"レコードショップ"

"見ず知らずの人"

記憶と現実が繋がって鳥肌がたった。

Aさんって

ジェジュンが見かけた人なんだ。

『ユチョン君？』

「あ、ごめん。ぼーっとして」

『ううん、素敵な人だよ。聞いてみて？笑』

「知ってる、良く知ってる、、、」

『そう？』

カランカラン・・・・

「あっやっぱりここにいた」

「ヒョン・・・・」

『ヒョン？』

"動き出した時間"