episode 48 ページ48
部屋に戻ろうとした時、ジヨンさんに呼び止められた。
「Aちゃん、もう寝る？」
『あっいや・・・まだ』
「ちょっと話があるんだけど」
話があるって言うわりには、すんごい面倒な顔してるんだけど。汗
「嫌ならさ断っていいから」
『なにを？』
「無理に誘ってるわけじゃないから」
『・・・主語がないよ。ジヨンさん』
「あっ笑」
『わかった、みんなとご飯でしょう？』
「あーーー」
その通りです。
『私は構わないけど、ジヨンさんの気が乗らないなら行かないよ？』
「いや、別に気が乗らないとか嫌とか」
『でも、すごい面倒臭そうな顔してるけど・・・』
「ごめん、面倒なのはあいつらの方。笑」
『ジヨンさんが決めていいよ。迷惑じゃなければ』
「・・・・・」
Aちゃんって上手いよな。
なんつーか言い回しが。
俺の性格見抜いてるなって思う。汗
「迷惑じゃない。」
『私はいつでも大丈夫だから、また声掛けてください』
少し他人行儀なところとか
なのに、いきなりタメ口とか
話の内容で使い分けてんじゃないかってぐらい。
彼女が反応するたびに、俺は頭をフル回転させる。
『ジヨンさん』
「ん？」
『誘ってくれてありがとう』
『そう、スンリさんに言っててください』
「あっうん。わかった」
は？待てよ
何でスンリ？
何で知ってんの？汗
呼び止めようとすれば、静かに扉が閉まった。
スンリさんから聞かされていた食事会の内容。
きっと、ヒョンが誘うから
それまで待ってて。
どーせ面倒だの何だのって遠回しに聞いてくるからさっ！笑
俺らと会わせたくないんだよ！なんて
電話口で言ってた通り
ジヨンさんは話を持ちかけてきたから
スンリさんに驚いた。
ジヨンさんの事良く知ってるんだなって感心。汗
私は何も知らないな。
ジヨンさんの事。
スンリさんの名前わざと出して見たけれど
あの人がどんな顔をしてるかなんて想像がつかないや・・・
俺がどんな気持ちでいたか
君にはわからないだろう。
俺だってあの時、分からなかったよ。
自分のことも、君のことも。
"まだ何も知らなかった"
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ゆめみ(プロフ) - うっますます続きが気になってきた… (2018年4月17日 15時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
fany(プロフ) - ゆめみさん» コメントありがとうございます！更新お待ちください^_^ (2018年4月17日 7時) (レス) id: 194b6fc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめみ(プロフ) - 毎日この小説を読むのが日課です笑これからも更新待ってますね！ (2018年4月17日 7時) (レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめみ(プロフ) - とても面白いです！これからも更新を待っていますね！ (2018年4月15日 6時) (レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fany | 作成日時：2018年3月31日 19時
