犬とベイビー2 (ページ20)

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☆68 ページ20

「なんでお前と風呂入ってんの？」

「風呂にお前がいたから」

「おかしくね？笑」

「しょーがないじゃん。お前がAと会ったって聞いたし」

「風呂上がってからにしろよ。笑」

「待てるかよ」

「チラッと見えたジョンイナがすっげえ引いてたぞ」

「そんなのいつもの事じゃん」

「俺はやだよ！笑」

「まあまあまあ。笑」

良い歳こいた男2人の声が浴室に広がり

はたまた、外にまで聞こえる始末。

(勿論、外では冷ややかな声。笑)

「で？なんしに行った？」

「それは俺が聞きたい。笑」

「いやいや、ベクはさ～～面倒な事したくないタイプだろ？」

「は？笑」

「なに、まさかお前も」

「ちげーよ。ヒョンから連絡があったから連絡して呼び出しただけ」

「呼び出したって・・・俺は呼び出した事もないのに！」

「どっかで聞くセリフだな」

「いや、まあ・・・迷惑かけたんなら謝る」

「謝んのかよ」

「俺のせいだろ？」

「せいじゃなく、お前の為。」

「似たようなもんじゃんか」

「そんな事ねーよ。俺がお節介やいただけだし」

「ベクちゃん・・・・優しーね。泣ける」

「お前まだ酔ってるだろ。」

「ベクちゃーーーーーん。」

「キモい！離れろ！！」

「裸の付き合いなんか、慣れてるだろ？」

「真顔で言うな。笑」

後悔するのは、まだ早い。

大丈夫・・・笑えてる。

みんなのおかげで。