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閉店後
「オンニ〜〜私こっちに来て初芸能人でした」
初の割りには案外サラリと会話してたけど。笑
《私もよ、びっくり》
「アイドルって感じでしたね！ウリちゃんに自慢しなきゃ」
《泣いて悔しがるんじゃないかな》
いや、今日がエラちゃんで良かった
確実にウリちゃんなら仕事にならないし
と言うか暴走モードになるだろう、鼻血とか出しかねない
「そうだ、アイドルも彼女いるんですね、そこが1番びっくりしましたよー」
《そりゃ、彼女のひとりやふたり・・》
「オンニの中でチャニョルさんは遊び人なんですか？笑」
《いやいや、そう言う言い回しがあるのっ》
「まあいてても、おかしくないルックスではありましたね！私のタイプではないですけどっ！」
エラちゃんのタイプはどーでもいいわ←
「彼女にプレゼントかぁーーー羨ましいぃ」
《ふふ、ほらさっさと終わらせるよ！》
締め作業をして、明日の準備
エラちゃんが先に上がった後は
ひとつひとつ商品の向きを整えて帰るのが私の決まり
《よし、これでオッケー！》
ふと、目に付いたのは・・・
彼が購入していったセット品
《プレゼント・・・》
芸能人ですら、恋愛してるのに
私ったら
そんな兆しもなければ、出会いもない
つらっ
《いかんいかん》おやじか。
けど、さすが芸能人だけあって格好良かったなぁ
いや待てよ、横の店で普通買えばよくない？
広告塔だよね。タダでくれそうだけど
わざわざここにきた理由・・・・
《たまたまだよね》
お店を閉めて、コーヒーを片手に地下鉄の駅へ
そこには、大きなパネルの彼がいた・・・
《チャニョルさんね・・・》
iPodを開きEXOを試聴
《おいおい、ウリちゃんの二の舞か？単純すぎだよ私・・・》
一目惚れってあると思う？
俺はあるよ！！ある！！
まだ気付いていない心の声
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
