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★37 ページ38
「ちょっと、何がどうなってるの？笑」
《いやぁ、私もさっぱり》
「ただならぬオーラだったけど」
《誤解ですよ、誤解。私がいけないんです》
「それにしちゃ、彼女の態度・・・気になるわね」
《どこがですか？》
「殺気を感じる」
《そんな怖い事言わないでくださいよ！》
「だってそうでしょ？わざわざ、あんたに文句言いに来たんだから」
《文句？》
「ちょっとは、イラっとしなさいよ」
《しませんよ。笑》
「あんな言い方。女として、あんたをライバル視しなきゃ言えないわよ」
《ライバル？そんなことあり得ませんって》
「はぁ・・・」
ため息つかれても。汗
「気をつけなさい。彼女また来るわよ」
《えっ》
「そのチャニョルって子にも話しなさい」
《別に彼は》
「だから、彼が引き金なんだってば。」
《引き金？》
「どー考えたって、あの感じじゃ彼女、彼とは付き合ってないわよ」
《え？そうなんですか？》
「バカね。ほんとバカ」
いや、バカなのは認めますけど。
付き合ってないの？
そんな事どうしてわかるの？
私の頭の中は、疑問でいっぱいだった。
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
