犬とベイビー (ページ17)

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☆17 ページ17

「なんでなんでなんでーーーー！」

XM「うるさっ」

「なんでヒョンが行ったの？笑」

XM「チャニョルの素行調査？笑」

「はい？笑」

XM「まあまあ、俺も乾燥がきになってさ」

「嘘だぁ、そんな包子みたいな肌してるじゃん」

XM「包子って・・・お前それ褒め言葉じゃないからね？」

「え？かなり褒めてんだけど」

XM「あっ、チャニョルの言ってたスタッフさんにも会えたよ」

「え！Aさんに！？」

XM「あぁ、接客してもらった」

「うわっ何それ」

XM「そんなショック受けるなよ」

「当たり前じゃん！俺だって会いたかった」

XM「まあまあ」

正直、ミンソクヒョンがお店に行った事を聞いた時

少し・・・いやかなり嫉妬した

なんで？

なんで、会いに行ったの？

しかも、ひとりで。

無駄な事はあまりしないエコな人なのに←

XM「俺はお前を応援してるよ」

「え？」

XM「顔に出すぎ」

「顔・・・」

XM「俺のタイプじゃないから安心して」

「いったよ！それ信じるから！笑」

XM「100%はわかんないけど、俺はない。笑」

「うわ～～その言い方ないわ～～笑」

メンバー同士で好きな人が被ったら？

俺は間違いなく、身を引くだろう

自分に自信がないより

大切な人が笑っていてくれる方がいいから

”綺麗事”なのかもしれないけれど

俺はそこまでの勇気がない。

XM「チャニョラ～～」

「ん？」

XM「Aさん、来週の水曜日休みだって」

「え？」

XM「俺らも休み。」

「・・・・」

XM「それまでにアクション起こすんだな」

「おっおう！」

ヒョンがAさんのスケジュールを
知ってる事に、モヤっとしてしまったけれど

こんなチャンス今度いつあるか分からない

それまでに、君に会いに行くよ。

1人の男として・・・

XM「(あそこの店長、シフト表くれるからビビるわ～～笑)」

ーー

「A～～来週の水曜日あけといてね」

《店長、何かあるんですか？》

「さぁ、あるかもしれないし、ないかもしれないし」

《なんですか、それ。笑まあ私はいつだって暇ですよ～～笑》

そう言ってられるのも、今のうちだけかもよ。