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「A、呼ばれてるわよ」
《え？私ですか？》
バックヤードの在庫を数えていると、店長から呼び出し
《誰だろ？》
店内に出てみると、知り合いらしき人はいない。
「あの・・・」
《あっいらっしゃいませ》
「Aさんですか？」
《そうですけど・・・失礼ですが、どちらさまですか？》
「えっあんた知らないの？」
ちょうど、レジ点検を終えた店長から放たれる一言
「すいません、チャニョルの友人でミンソクって言います」
《えっあっ！？えぇ！笑》
「あはは、お世話になってます」
《そんなそんな、とんでもないです！》
「よかったAさんが居なかったら話にならないとこでした」
《え〜とそれはそのどう言う》
「ふふ、ぜひ俺にも接客していただけませんか？」
優しい笑みでこちらを見るミンソクさん
接客って・・・そんな大したものじゃないのに
「A〜お客様からの希望だからしっかりね！」
ぱちっと、ウインクなんかしてバックヤードに入っていく店長
えっ、この状況をどうしろって・・・
《あはは、ミンソクさん・・・もしかしてあなたもメンバーの方ですか？》
「へっ？」
《あっいや、すいません。歌は聞くんですけど中々名前と顔が一致しなくてですね》
「あはははっそういう事ね、それなら名前を変えた方がいいかな？」
《名前を変える？》
「ミンソクは本名なんだ、俺の名前というか活動名は、シウミンって言います」
《あーーーー！わかりますわかります》
名前だけ知ってたパターンなのね←
「よかった、できたら顔も覚えて欲しいな」
《あはは、そうですねっ》
「(あーチャニョルのタイプだわこの雰囲気)」
《ミンソクさんも彼女さんにですか？》
「え？あはは俺は違うよ」
《それは失礼しました。笑》
「俺はフリーなんで」
《ふふ、勿体無いですね》
「こればっかりは仕方ない」
《はは、ではミンソクさんにぴったりのアイテムご提案しますね》
カモミールのバスボール
アロエのスリーピングパック
JM「で、行ってきたわけだね？笑」
XM「そう行ってきたわけです。笑」
JM「あはは、どうだった？」
XM「チャニョルのどストライク！とまではいかないけど・・・癒し系のタイプだった」
JM「おぉ」
XM「話せば意外とお茶目だったし」
JM「おぉ！！笑」
XM「あれはモテるね間違いなく」
JM「そこまで言うならそうなんだろうね」
出会いは突然に
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
