☆15 ページ15
”チャニョルくんーーー”
”ねぇ、この後ヒマかなぁ？”
あーーーやだやだ
”ねぇ聞いてるの？”
「あの、俺忙しいんで・・」
JI「ヒョン、行くよーー」
”あっ、そう”
「ふぅー助かったー」
JI「社交的なのも傷だね〜」
「お前みたいなキャラが羨ましく思うよ。笑」
JI「楽だよー笑」
交友関係も広いヒョンは、高い頻度で
他アイドルやスタッフから声をかけられる事が多い
「まっ俺目当てっ感じより、俺を窓口にする人が多いからなぁ」
この言葉通り・・・
JI「ヒョンはヒョンで大変だよね」
「お互い様な」
鼻に付くような甘い香り
主張しすぎる化粧
どれも俺が苦手なやつ
もっとこう・・・こうさ・・・
頭に浮かんだのは、君だった
「ほんと、バカみたい」
JI「ん？今始まったことじゃないじゃん」
「真顔でそんな事言うなよ」
JI「あはは、ごめんごめん」
ベルガモット×ジャスミン
「あ・・・」
俺の好きな香りだ
そして、君の香り
”オッパ！！”
呼んで欲しいのは君じゃない
JI「ヒョン？」
「あぁ、なんでもない」
”オッパ無視しないでくださいよ”
手をひらひらと振り、退散
必要ではない会話はしたくない
出来れば笑いたくない日だってある
鏡に写る俺は、俺じゃない気がして
そんな日は特に君に会いたくなるよ
まだ何にも知らないのにね
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
