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EXOのパク・チャニョル
君はそんな扱いはしなかったね。
「良かったら名前教えていただけませんか？」
《え？私のですか？》
「はい、俺の名前は知ってるじゃないですか！笑」
《あはは、そうですね》
”仁科 Aっていいます。”
長い髪の毛で見えなかったけれど
名札つけてたんだ
しかも、ローマ字表記だし・・・
「日本の方なんですね」
《はい、チャニョルさんの苗字は？》
「あっ、パクです、パク・チャニョル」
《顧客様に登録しておきますね。笑》
「え？いいんですか！笑」
《ぜひ、チャニョルさんはいいんですか？》
笑いながら彼女が指さすのは
隣の店に飾られている、俺のポスター
「大丈夫です、これはプライベートなんで」
《ふふ、そうですか。かしこまりました》
「また、来ていいですか？」
《はい、ぜひ”彼女様”とお越しくださいね》
「あっうん」
彼女なんていないのに、否定できない自分
なんでだろう。
ここに来る理由にしてるから・・・
《では、仕事に戻りますね、お気を付けてお帰りください》
ペコっと頭を下げてAさんは、裏口から帰っていった
Aさん・・・
名前を聞いたら、年齢や血液型
どこ出身なの？
好きな食べ物は？
知りたくなっちゃうよ
今更ながら名前を聞いたことを、後悔した
「・・・意気地なし」
このドアの向こうに君がいるのに
とてつもなく遠く感じてしまう
ーー
JI「げっ、なにその量！！」
「ストック」
DO「何？店でも開くの？」
BK「そんな大げさな。笑」
「好きだから買いに行ったの〜〜」
CN「そんなに？」
XM「好きなのは店員じゃないの？笑」
XM「あれ、図星？笑」
「シウちゃん、そりゃないよ」
JM「チャニョラ、話を聞こうじゃないか」
SH「ふふ〜〜」
セフナその顔やめろよ
「いやぁ、そんな話すほどじゃ」
DO「は・な・せ」
ビームでも出てきそうなギョンスの目ヂカラにやられて
しぶしぶ、君の話をポツリポツリ
CN「恋か」
BK「中学生レベルだぜ」
JI「そんな嘘つくから」
ほら、こー言われるのは目に見えてたのに
「あぁ、話すんじゃなかった」
XM「まあまあ、その店今度連れてってよ」
《え？》
XM「協力するよ？笑」ただの興味
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
