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”チャニョル！！サンキュ！！”
楽屋に真似ヒョンの声が響き渡り
一斉に振り向く連中
CN「チャニョラ〜なにあげたの？」
BK「なにごますってんの？」
「ちげぇよ！頼まれてたやつ買いに行ったの」
JM「チャニョルが？」
DO「チャニョルが？」ハモったね〜
「そう、お・れ・が・！！」
XM「なんでまた？」
”嫁さんが欲しいって言っててな〜チャニョルと行きたい店があったんだよ”
「そうそう、韓国初出店のボディケアブランド」
ボディケアブランド！！？？
「え、なにその反応」
JI「なるでしょ」
SH「なるなる」
BK「なにやっぱりたまご肌目指してんの？」
CN「なになに、たまご肌って」
JI「爆笑」
「俺が買ったのはハンドクリームですけど」
JM.DO「買ったの！？あんなに家にサンプルあるのに！？笑」
ブランド協賛でもらったものね。
「まっいいじゃん」
XM「どれどれ使わしてよ」
ベルガモット×ジャスミン
「すっごい好みなの、これ」
BK「女子かっ」
「まぢで！！ベタつかないしさ」
CN「なにお前、まわしもん？笑」
「うるさいわ」
実際、あの店員さんが勧めてくれたものが
自分的にドンピシャで
俺の好み知ってる〜〜って言いかけたし
プレゼントもバッチリだったし・・・
「あっ」
BK「ん？」
「俺彼女いるんだ」
はぁ？？？
JI「いたの？」
「いや、咄嗟に店員さんに言ったんだ」
”チャニョルそれはまずいだろ”
「いや、多分大丈夫」
JM「なんでそう思うの？」
「興味なさそうだったし」
うん、興味はないだろうね←
SH「残念！笑」
「おいおい」
CN「良いのか悪いのか」
「多分大丈夫！あははははは」
こいつ大丈夫か？全員がそう思った
ーー
〜〜〜♪♪♪
「はぁ、次行くときの口実」
「また彼女にプレゼント？」
「・・・・」
まさかの彼女います発言をしてしまったせいで
俺に珍しく悩みが出来た。
悩み？
なにに悩んでるんだろう。
”人気なのはこちらですよ！”
”素敵ですね。”
行きたい。のではなく
彼女に会いたい。からだ
「やっば、俺どうしよ」
カフェでもないから、毎日行ける場所じゃないし
とにかく、ハンドクリームを使い切るしか・・・
なんて幼稚な考えなんだ、俺
気付けば彼女のことばかり
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作者名：fany | 作成日時：2015年12月11日 21時
