dark-闇- ページ26
ちょっと待てよ……どいうことだよ
「ヒョン……ヌナは何かを隠してる
こんな事までされて黙ってろって言うんですか？？」
「おい、お前…」
いつからの話だ……
「ヌナ…とりあえず車に……」
車を走らせ、3人でホテルに泊まった
「お前仕事は？」
「僕はたまたま泊まりで明日は夕方入りなんで…」
《夜からラジオよ……》
とりあえず時間はあるな…
「で、、簡潔に話して」
言えないわ。
「ヌナっ！」
「キュヒョナ、黙れ」
「おい、言ったよな？俺がお前の過呼吸になった時だって……覚えてないなんて言わせねぇよ？」
忘れるわけないじゃない
「何か言えよっ！！！」
《守る為よ！！！どんなやり方でも……この手で終わらすのよ！！こんな……もう……嫌よ
失いたくないの、みんなを失いたくないだけなのに》
「ヌナ………話してくれますね？」
東方神起分裂に関わった人物リスト
それは数年前に、神話騒動の時も関わった人間ばかりだった事
退職した人も居たが中にはOBとして会社に関わる人も居た
ジェジュンと、神話だとミヌヒョンが
真実一歩手前を知ろうとしていた
消すわけには行かないのなら
彼らの弱みに付け込んで、壊すしかない。それが対処法だった
深く残る、人間同士の闇と欲
そして金
彼女は最終契約……自動更新で退職扱いではなく、違約金で処理される様になっていた
勿論これは、会社としての行いで
マネージメントとエージェントの中で隠ぺいが行われていた証拠
Aはそこに自ら飛び込んでいったのだ
聞けば聞くほど、パニックになる様な内容で
今日もその一環であそこに居た……
自分を汚してどうするんだよ
「キュヒョナ……お前この事、ジョンスに話すんだ」
《待って……ヒチョルっ！》
「待てるかよっ！！！お前がここまでする事なのか？？守りたい？ふざけんな！
お前が守りたいのは何なんだ？？
事務所か俺らか？何なんだ？
お前に守ってもらわなくても、俺らだって
お前を守る事ぐらい出来るんだよっ！」
「ヒョン……言い過ぎ……」
「A……俺らそんなに頼りない？信じれない？」
《違っ》
「1回でも信じてくれた事あったのかよ…」
言葉に詰まった
ヒチョルの言う通り……私はみんなの事を何だと思ってたんだろう
ごめんね
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作者名：fany | 作成日時：2015年10月5日 23時
