pure-緋色の目- ページ22
2011年
東方神起は2人での活動を再開し無事カムバックを果たした
CM「またヌナ来たんですか？」
YH「おー差し入れ？待ってたんだよー」
私が全てを知ってるというのに
あえて……なのか
以前と変わらない2人と……ここにはいない3人
私を挟んだ構図が出来上がっていた
YH「あっ最近会った？」
《もう、向こうもユノと同じ事言ってたよ〜》
名前は出さない…ここでは
タブーなんだろう……
ヌナーーーー！！
TM「ヌナーーーー！」
《聞こえてるわよっテミナ》
TM「久しぶりに、会えたんだし……たくさん呼んどこーと思ってさ」
JI「テミナ…」
《あら、ジョンイナも一緒だったのね？》
この子は、テミナと親友の練習生
デビューを控えてると上が言ってたかな
JI「ヌナ、ヌナっていっつもうるさいんですよ」
TM「いや、お前だってかげで…言ってるじゃん」
JI「なっ！」
ふふ……可愛い
TM「あっ……ジョンイナ、ヌナとここに居てーマネヒョンにスケジュール貰ってくる！」
あらあら、イ・テミンどっか抜けてるわよね
JI「ヌナ……」
《ん？？》
JI「ヌナって、いつから笑わなくなったんですか？」
ん？
《え？？》
JI「すいません……ただ楽しいのかなって……歌う事、踊る事…ヌナのペンとしてと
後輩として、ふと思ったんです」
図星だった……
JI「誰かが言ってました……緋色の瞳だって……」
《ジョンイナ……付き合ってくれる？》
ジョンイナの手を引き、駐車場へ
テミナの事は……まあどうにかなるだろう
JI「ちょっと……ヌナ！」
ピッ
《乗って！》
走り出した車
こんな僕ちゃん連れて、何やってんだろ……
JI「……ヌナ、すいません…」
キキッーーー
JI「(命の危険を感じる)」
《ジョンイナ……いま、楽しい？》
JI「え……楽しい……です
辛くて苦しくて疲れてご飯も食べずに寝てしまうぐらいだけど……楽しいです…」
JI「ヌナは……ヌナは楽しくないんですか？」
無垢な瞳を前に私は何て言ったら分からなくなった
《私もジョンイナも同じよ…楽しさの価値観は違うかもしれないけどね？》
JI「楽しいに、余計な物はいらない。」
その通りよ、ジョンイナ
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作者名：fany | 作成日時：2015年10月5日 23時
