2*貴女side ページ3
＊
「Aちゃん！一緒に帰ろー！」
『麗日さん』
「お茶子でええよ！Aちゃんもいいよね！デクくん！飯田くん」
「うっうん、、！」
「あぁ、もちろんだ。飯田天哉だ！よろしく」
『よろしく、っと、デク？』
「あ、僕、、。緑谷出久です」
入学初日、個性把握テストを終え1人で歩く帰り道。
つい先ほど友達になった(？)お茶子ちゃんに声を掛けられた。
一緒に歩いていたのは中々優秀そうなメガネとかたや最下位のオタクみたいな人。
デク、なんて紹介されてたけど蔑称じゃないの。
爆発男子もそんな風に呼んでたけどさ。
「あっ、、そういえば、磁場さんの個性は強いよね！」
『そーかな』
「うん！それ思った！だって全部の種目において個性活用出来てたじゃん！私とかは種目によって差が激しくてさ〜」
「いったい何の個性なんだい？」
『う〜ん、磁石？反発させようとしたら同極の磁場を双方に発生させればいいし、引き寄せようとしたら対極を、って感じで。まぁ状況によってかな？』
「へぇ！いい個性だね！」
『...』
いい個性？
それはどういった観点から言ってるの？
そりゃそうだよ。ヒーローでもヴィランでも、味方にいたらいい個性、敵にいたら嫌な個性。
結局は都合のいい風に捉えるだけ。
「えと、磁場さん？」
『ううん、ごめん。緑谷くんこそ』
「いやぁ僕はまだその、なんて言うか、制御出来ないし...」
ボソボソと、気まずそうにそう答える緑谷くん。
？何か変なこと言ったかな。個性のせいで怪我したこと気にしてる？
『そう言えば緑谷くんってなんだっけ、爆豪くん？と仲いいの？』
「えぇ！？」
「君！どこをどう見たらアレが仲良く見えていたんだ！？」
『あ、そうなの？喧嘩するほど仲がいいかと思って。入学初日から蔑称とあだ名で呼びあってるぐらいだし。昔からの友達なのかなーって。』
「かっちゃんは幼馴染みだけど！別に仲がいいとかじゃなくて！」
『んふっ』
「Aちゃん！？どしたん？急に吹き出して！」
『いやっ、かっちゃんって顔じゃないなーって思って、、！』
私は笑いのツボがズレてるのかな？
失笑しながら私を見る3人が視界の端に映る。
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てて豆(プロフ) - お茶漬けさん» はあぁぁぁありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！久方ぶりに出没しました！楽しんで頂けたら幸いです(＞＜) (2019年12月31日 1時) (
レス) id: d651df5c08 (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬け(プロフ) - てて豆さんのヒロアカ読めるのむちゃくちゃ嬉しいです！！更新楽しみにしてます！！！ (2019年12月31日 0時) (レス) id: 8a87085a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てて豆 | 作成日時：2019年12月28日 18時
