きっかけ ページ2
入学式が経って１ヶ月。好きな人も、かっこいいなと思う人も居ないまま、中間考査に突入しようしている。
前の好きな人も忘れられないまま、3年間過ごすのはゴメンだ。
『入学式終わって何事もなく中間考査とかありえなく無い？え、なにこれ。』
杏「もー、つべこべ言わずやるよ？さすがにここで頑張んなきゃどこで頑張んの？笑」
『ん〜。そーだけどさぁ…。あ、自習室いく？そこで1時間やって休憩を繰り返すの！』
杏「いいよ？そーしようか。」
『じゃあ1時間後ね？自習室前で集合しようね。』
杏「はいはい。頑張って。」
杏奈は綺麗だし勉強もできるしいいけど、国語しかできない私にとってはもう苦痛なんだよ…。
って思いながら、個人ブースについて勉強する。
そろそろ1時間だったかなと思い自習室を出ようとした時。
？「すみません。消しゴム取ってもらえますか？」
『え？消しゴム？？』
？「あ、はい。そこに落ちてると思うんですけど…」
『あ、これですか？どうぞ。』
？「ありがとう。じゃ、これで。」
え、今の人超かっこよくない？え、？やばくない？なんで私あんなに冷たくしちゃったの。、
また、会えないかな…。あ、杏奈と待ち合わせしてたんだった。急げ急げ。
『おまたせ！』
杏「めっちゃ待ったんだけど…」
『あっ、』
？「あっ、」
杏「何？知り合い？」
『いや、知り合いっていうか…なんて言うか…』
？「消しゴム拾って貰ったねん。」
え、てかこの状況だと杏と超イケメンくんは知り合いじゃん？どゆこと？
『え、？杏と知り合いなの？』
杏「あ、紹介するね？神山智洋くん。」
『神山くん…？』
神「え、智洋でえーよ？俺はなんて呼ぼか？」
「重岡Aです。なんでも大丈夫！」
智洋くんかぁ、かっこいいな。、にやけてないから大丈夫かな。、笑それにしても杏とどういう関係なんだろう。、
『ねぇ…ふたr…』
？「あっ、神ちゃんおったおった！探しててんで〜」
ん、だれ？え？だれ？
？「あ、初めまして。」
神「あ、ごめんごめん。話し込んでた。あ、こいつは中間淳太。お金持ちのボンボンやで？」
中「中間淳太です。こいつの言うてること気にせんといて？ホンマに笑」
杏「藤井杏奈です。よろしくね？」
『重岡Aです。よろしくね。笑』
中「杏奈さんに、Aさん…。よろしくな？」
やば。この人好きかもしれない。、
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作者名：中間たぴたぴ | 作成日時：2019年6月1日 18時
