事務員さんの彼女。２ (ページ3)

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26話ページ3

ゼロアリーナの大々的なリニューアルから
男性アイドルの勢いは止まることを知らない‼
Re:vale.IDOLiSH7.TRIGGERの3グループは
女性から大注目されており、大人気である。

IDOLiSH7は1周年ツアーが始まり、
Re:valeは新CMに出演し、
TRIGGERはミュージカルの追加公演決定など
大活躍していた。

『パーティーでも思ったけど
この3グループめちゃくちゃ仲良しだよね』

そういえば、
万理がMEZZO''のマネージャーになったんだよ‼
Re:valeにも見つけられ、顔バレしたから
事務所に篭ってる理由がなくなったらしいよ(笑)
さらに、小鳥遊事務所に新人スタッフさんが
9人も入ってくるらしいよ。
私はいつも通りの時間に小鳥遊事務所にお邪魔すると、社長さんが迎えてくれた。

社長「Aくん大事な話があるんだ」

『はい。社長さん何ですか?(もう来ないで的な?)』

社長「今まで僕たちを手伝ってくれてありがとう」

『...(え、嘘でしょ⁉)』

社長「手伝いじゃなくて
正式にこの事務所で僕たちと働いてほしいんだ。
いやぁ、今まで何回も伝えようとしてたんだけど
タイミングが合わなくてね?
新人スタッフが9人入ってくることになったから
指導してほし...」

『ちょっ、ちょっと待ってください‼ 社長さん‼
え、あの、私が小鳥遊事務所で働く?
しかも新人スタッフさんの指導⁉
いやいやいやっ、急展開すぎて追いつけない...‼』

万「混乱してるね、A」

『万理‼ 知ってたなら昨日、教えてよ⁉』

社長「僕からのサプライズ‼...なんてね?
さて、Aくん返事を聞かせてくれる?」

『えぇー...。お話は大変嬉しいですが
あの、本当に私でいいんですか、社長さん?』

社長「もちろんだよ。
手伝いとしてIDOLiSH7について行って
仕事をこなしてくれたし、事務仕事もきっちりしてくれたし、なにより贔屓目なしの万理くんからの
強い推薦があったからね(優しい微笑み)」

『万理...(見てくれてたんだ...)
しゃ、社長さん‼、いや、社長‼
これから小鳥遊事務所でお世話になります‼
よろしくお願いします...っ!』

万「わぁ⁉ 社長っ‼ 何で言っちゃうんですか⁉」

私、三上A
手伝い、改め、小鳥遊事務所職員になりました‼
働いていたカフェの店長に悲しまれたが
新たな職場で頑張れ!と背中を押してくれた。
ええ人や。

新人スタッフさん9人から見たら
私、先輩(?)になるかもしれないけど、
ほぼ新人だよね⁉ 指導なんてできるのか⁉