検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:201,740 hit

21話 ページ22

百「...バンさん
オレ、バンさんのファンでした...
憧れだったバンさんの代わりに
ユキさんの隣にいていいのかって
ずっと、悩んで...」

万「何を言ってるんだ 当然じゃないか」

百「バンさん...」

万「君のおかげで
千は音楽を続けてくれたんだ
感謝してるよ...ありがとう、百くん」

百「...っ、ありがとうなんて そんな...‼」

千「...僕を恨んでないのか?
僕を庇って怪我をして
なのに、僕だけが成功して...」

万「馬鹿にするなよ、千
俺をそんな男だと思ってるのか?」

千「...違う...違う、僕は...」

万「わかってるよ...
俺の分も背負って、歌ってくれてたんだろ?
義理堅い千のことだからさ」

千「...お前と作ったRe:valeを
この世から消したくなかったんだ...」

万「わかってる
だけど、君は1人じゃない
Re:valeはもう俺と君のものじゃない
君と百くんのものだよ」

千「万...」

百「バンさん...」

万「今のRe:valeが本物のRe:valeだ
胸を張って、もう迷わないで
誰より大きな声で、2人に声援を送るよ
だから、君たちも自信を持って
君たちの声を聞かせてくれ」

千「...っ、ああ‼」

百「はい...‼」

万「今夜のステージ 楽しみにしてるよ‼」







万「...A? さっきから俯いてるけど
気分悪い? 大丈夫?」

『......バンさぁぁあああん‼』

万「わっ」

頭を撫でてAを宥める万理だが
今のAには逆効果である。

千「...そういえば気になってたんだけど」

百「...Aちゃん どうしてあんなに
バンさんと仲良いの?
めっちゃ泣いてるけど大丈夫?」

三「えーと...」

壮「Aさんは...」

大「万理さんの...」

ナ「ガールフレンドでーす‼」

陸「わぁ ちょっ ナギ‼」

環「泣きすぎじゃね?」

千&百「「彼女...っ⁉」」


『...万理 ありがとう...っ
今のRe:valeが本物のRe:valeだって‼
万理 かっこよかったよ』

万「...ああ(泣きすぎだよ...馬鹿)』

Aの顔は涙で濡れていたが
とても嬉しそうに笑っていた。

22話→←20話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
203人がお気に入り
設定タグ:アイナナ , 大神万理 , Re:vale
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桜華(プロフ) - ルリさん コメントありがとうございます!私もそう言っていただけてウルトラハッピーです!頑張ります! (2019年8月17日 15時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 素敵な小説に出会えてハッピーです!!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2019年8月17日 15時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜華 | 作成日時:2019年8月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。