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14話 ページ15

十「なんのケンカをしてるんだ?」

ああ、十さん混乱し始めた。
しかしここから波乱の幕開けだった。

陸くんがなにやら難しそうな顔で

陸「でも、百さんの気持ち分かります。
尊敬してた相手と比べられたら
ショックですよ...」

楽「そうかぁ?
オレは百さんがちょっと女々しいと思うぜ」

天「比べられても
自分が負けてると思わなければ
平気でしょ?」

百「何この人生勝ち組の後輩たち...
怖いよ、陸。オレは陸みたいな子が大好きだよ」

『...何の話をしてるんですか?』

陸「そうだよ。天にぃにはわかんないよ‼
天にぃが何でも出来る分、
オレが1番だったこと1度も...」

あれ⁉ そうだよって言ったからてっきり‼
そもそも陸くんが話広げたよね? これ‼

天「は?」

陸「......っ」

天「ボクが自分の時間を全部割いて
あんなに面倒見てあげたのに
今さらそんな事言うの?
天にぃ大好きとか言いながら
内心では鬱陶しがってたってわけ?
ちょっと二重人格すぎるんじゃない?」

楽「お前には言われたくないと思うぞ」

私も思わずうなづいてしまう。

天「ちょっとさっきからあなた
陸と一緒にいるけど何なの?」

ひぃ‼ こっちまで飛び火するの⁉
陸くんが一歩前に出て

陸「感謝する気持ちとは別に
面白くないこともあったんだよ‼
...っ、一織もなんかフォローしてって‼」

待って待って‼ 一織くんも参戦しちゃうの⁉

一「私はどちらかと言えば
八乙女さんや九条さんに近い意見ですけど
あなたに反論すればいいですか?」

陸「ああ、そうだった...っ‼
くそっ‼ ここに三月がいれば
わかってもらえるのにっ‼」

一「なら、言わせてもらいますけど
親身になって世話を焼いているのに
文句を言われる側の気持ちが分かります?」

天「それ」

千「本当にそれ」

陸「文句じゃないじゃん!」

百「気持ちがわかんないでしょって
嘆きだよ‼」

あ、軌道修正かかった?

千「なら、どうすればいい。
あいつのアルバムめくった分、
お前のアルバムもめくればいいのか?」

百「ルーチンワークみたいに
愛されたって嬉しくないよ‼
ユキは全然わかってない‼」

天「わかってないのはそっちでしょ」

微妙にズレてたけど収まったかもしれないのに
九条天‼ 何してんの⁉
あなたそんなキャラでしたっけ⁉
いや、もうキャラチェンジしてたわ(天使→毒舌)

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桜華(プロフ) - ルリさん コメントありがとうございます!私もそう言っていただけてウルトラハッピーです!頑張ります! (2019年8月17日 15時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 素敵な小説に出会えてハッピーです!!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2019年8月17日 15時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜華 | 作成日時:2019年8月16日 1時

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