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?「考えたな花の魔術師・・・!
まさかその宝具に
そんな使い途があったとは・・・!」

そう謎の言葉を残し、消失した


「おう、未練なく消えろ消えろ
聖剣攻略はオレとお嬢ちゃんでやってやる」

「・・・信頼していただけるのは嬉しいのですが
わたしに防げるのでしょうか
・・・その、音に聞こえたアーサー王の聖剣が
わたしには過ぎた役割のようで、
指が震えています」

「そこは根性で乗り切るしかねえわな
だがまあ、オレの見立てじゃ相性は抜群にいい
その盾が壊される事はない 負けるとしたら
盾を支えるお嬢ちゃんがヘマをした場合だろうよ
__お嬢ちゃんが盾から手を離せば
その後ろにいるマスターは一瞬で蒸発する」

少しAが身じろぎした気がする


「いいか 聖剣に勝つ、なんて考えなくていい
アンタは、アンタのマスターを護る事だけ考えろ
得意だろ、そういうの?
まあなんだ セイバーを仕留めるのは
オレに任せて、やりたい事をやれって話さ」

「・・・はい
そのアドバイスは、たいへん力になるようです」


「そろそろ大聖杯だ
ここが最後の一休みになるが、
やり残しはないな?
__しっかし起きねえなコイツは」

くしゃりとAの頭を撫でる

意外だと思いながらもオレは答える

「もちろん、準備万端だ」

「そりゃ頼もしい
ここ一番で胆ハラを決めるマスターは嫌いじゃない
まだまだ新米だが おまえには航海者に
一番必要なものが備わっている
運命を掴む天運と、それを前にした時の決断力だ
その向こう見ずさを忘れるなよ?
そういうヤツにこそ、星の加護ってヤツが
与えられる」


「なにを言っているんだか
進むにしろ戻るにしろ、その前に
休憩が必要でしょう
ドクター、きちんとバイタルチェックは
しているの?
藤丸とAの顔色、通常より良くないわよ
むしろAは悪すぎるわね」

<え!? あ・・・うん、これはちょっとまずいね
突然のサーヴァント契約だったからなあ・・・
Aちゃんは横に寝かせてあげてくれるかな>

フォウくんが小さく鳴いた


<使われていなかった魔術回路がフル稼働して
脳に負担をかけている
マシュ、キャンプの用意を
温かくて蜂蜜のたっぷり入ったお茶の出番だ>

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桜華(プロフ) - りんご飴さん 主人公は読者さんにおまかせしようと設定は決めていませんでしたが、おおかた決めていた方がイメージしやすいですよね ご指摘ありがとうございます コメントありがとうございます 嬉しいです (2018年1月2日 10時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴 - 原作沿いで面白かったです!一点だけ付け加えて欲しい所があります。設定を大まかでいいので付け加えて頂ければ助かります!すいません!突然このような生意気を…不快に思われましたら、すいませんでした (2018年1月2日 10時) (レス) id: 65eac10195 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜 | 作成日時:2017年12月31日 22時

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