【MASHLE】世界に愛され、魔法に愛されなかった私【文スト】

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あれから、四人で銀のコインに相当する森サソリを倒して銀のコインを手に入れた。



フィン「このコインはランス君にだね」



ランス「俺か？」



レモン「ほとんどランス君が倒しちゃいましたし、当然ですよ」




私は神覚者になりたい訳ではないため、コインはいらない。




ランス「つくづく甘いヤツらだな」




呆れながらもランスは銀のコインを受け取った。



そして、マッシュ達と合流した。




レモン「マッシュ君、大丈夫ですか！？すごい傷だらけじゃないですか！」



マッシュ「大したことないよ」



ランス「やはり、あのシルバという2年とやり合ってたのか」



フィン「それにすごいよ、星型のサソリも倒しちゃうなんて！」




ドットは凄い傷だらけ。


マッシュも少し傷がある。




レモン「あの、すごい怪我じゃないですか！大丈夫ですか？」




レモンちゃんが心配そうに聞くと、ドットは心に矢が刺さったようで、テンションがおかしくなった。



その反応に、レモンちゃんは怖いと助けを求めてきた。



ランス「さっき小耳に挟んで、レアンのヤツらがアドラを中心にコイン狩りを始めてるらしい。

シルバっていう2年もそれ目的でお前に絡んだらしい」




レアン寮は、貴族関係の人達で構成されている高潔主義者。


どこぞの馬の骨も知れないアドラを意地でも魔法局に入れたくないのだろう。




ランス「そろそろ始まるかもな。

レアンの中枢、七魔牙(マギア・ルプス)とのコイン争奪戦が」




マッシュ「七魔牙…………

僕も12歳ぐらいのとき、そういう設定考えてた」



ランス「…………そうか」




マッシュがそう言うと、緊張感が抜けてしまった。


シリアスクラッシャーだよ。本当に。




ランス「とにかく、マッシュは常にアドラのヤツと行動しろ。良いな」










マッシュ「ところで、貴方は誰ですか？」



『私は、A・フリードル。

マッシュ、君のことは校長から聞いてるよ。監視役という名の護衛をすることになった。
私は二年だから、授業を一緒に受けることは出来ないけど……

よろしくね、マッシュ』



マッシュ「よ、よろしくお願いします」





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