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▽〃 ページ4





『失礼します。高等部2年、A・フリードルです』



ウォ「よく来たな。久しぶりの学校はどうじゃ?」



『知り合いがいないので、教室での肩身が狭いですね。

それに……覚悟はしていましたが、同級生が先輩になったというのは少しキツいものがありました』



ウォ「とりあえず、友人は作っておきなさい。

同級生が先輩になったのは仕方無いことじゃな」




軽く笑って流したウォールバーグ校長。


すると、空気が少し変わった。




ウォ「実は今年の1年生の編入試験で、前代未聞の事が起きてのぉ」



『……教室で聞きました。答案用紙をトップで解き、迷路では壁を壊して出てきた破天荒な新入生』



ウォ「あぁ、中々面白い子だ。最終面接ではすこぉしばかり試してみたのじゃが」



『試したって……まさか古代魔術を使ったのですか?』



ウォ「ま、まぁ面接官及び校長としては当然の事じゃろう。

彼は魔法が使えないからのぅ。これくらい、少しばかり圧をかけても問題は無い」




校長はさも当然のように私に言った。


魔法が使えない……ねぇ……




『……………………………え?今、何とおっしゃいました?

魔法不全者?バレたら不味いのでは……』




マッシュの他人のために何かをする精神が、校長の心に刺さったらしい。



いや、私はマッシュを漫画のキャラとして知っているから、魔法不全者なのは知っている。


しかし、ウォールバーグ校長からしたら、私は一般生徒。彼が魔法不全者ということは知らない。



私、なんか嫌な予感がする。




ウォ「という訳で悪いんじゃが、君はマッシュ・バーンデッドの監視をして欲しい」



『な、何故私なのですか』



ウォ「君も言ってしまうと、異端な奴だ。アザの数と魔力が桁違い、おまけにそれの代償が定期的に出てくる。

そして、何よりも固有魔法ではないものを使うこと。これが一番の問題じゃ」




魔力量とアザの数が多いことの代償。



頭痛。

偏頭痛も辛いけど、それの何倍も強い痛み。



固有魔法ではないもの。

──異能力




『…………それはそうですが』



ウォ「何も直接会って監視しなさいということではない。

基本的に監視はレインがやるから、レインがいないときはじゃ」




なんやかんや丸め込まれた私は、主人公のマッシュの監視役になりました。




『…………何で私なの。復学したばかりなんだけど、私。』




▽相部屋→←▽新入生



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作品ジャンル:アニメ
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テト(プロフ) - めっちゃ面白いです!!夢主ちゃん頑張れー!! (4月1日 1時) (レス) @page26 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:浜木綿。 | 作成日時:2022年5月8日 10時

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