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あの後、マッシュは床を破壊し、アビスの剣を折ったことで、アビスに勝利した。
床を破壊することで、移動範囲に制限をかける。
脳筋のようで、考えられた作戦。
マッシュもアビスも傷だらけ。
アビス「どうしても考えてしまう。もし普通に生まれてこれたなら、と。
私が幼い頃にこの目が発現しました。当然両親はひどく動揺しましたよ。
何しろ、神から授かった魔法の存在を否定する、悪魔の目なのですから」
イヴル・アイは、魔法を一時的に使えなくするもの。
これは魔法を否定するのと同じ。
イヴル・アイを持つ者は差別される対象となる。
アビス「私はまた、必要のない人間に戻ってしまいましたね…………」
マッシュ「僕はアナタの言う通り恵まれてきたと思うからアナタの気持ちに寄り添うことはできない。
だからもし良ければ僕が友達に…………」
アビス「本当に君は素直で良い子なんですね。正直羨ましい。でも無理ですよ。この目がある以上、アナタの気もいつか変わります」
そう、アビスは悲しそうに言った。
しかし、マッシュは素直で純粋だ。
マッシュ「僕の気は変わらないよ。
君の目がどんなに望まれてないものでも、それが理由で周りからなんと言われようとも、
僕は君に対する態度は変わらないよ」
アビス「!」
マッシュ「先へ行きましょう、Aさん」
『…………先に行ってて、後で合流する。私は彼と話したいことがある』
マッシュ「…………分かりました」
彼に聞かなくては。
イヴル・アイについて。
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テト(プロフ) - めっちゃ面白いです!!夢主ちゃん頑張れー!! (4月1日 1時) (レス) @page26 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:浜木綿。 | 作成日時:2022年5月8日 10時