▽アクセレイズ ページ17
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終わったか、そう立ち上がった途端、突然地面が歪んだ。
『な、何?』
ドット「地面に埋め込まれて…………!!」
マッシュ「この子だけはーこの子だけはー」
ランス「これはもう俺達を逃さないという敵の意志だろう」
フィン「沈むーーー!!沈んじゃうよーーー!!」
ドット以外、テンションがおかしい。
マッシュに至ってはシュークリームを守っている。
『“異能力【花や雷の落ちしほど・花絨毯】“』
近くにいたマッシュと私の着地地点を花絨毯で柔らかくした。
『マッシュ、怪我はない?』
マッシュ「はい、ありがとうございます。それとみんなは?」
『バラバラになったみたい』
???「お友達と逸れられたようですね」
フクロウ小屋の時と同じ声が後ろから聞こえて振り返る。
『(アビス・レイザー……)』
アビス「お久しぶりです。そういえば自己紹介がまだでしたね。
私は
アビス「この前お会いしたときのアナタの動き、とても素晴らしかったですよ。
そのときに気づいたのですがアナタ、魔法が使えませんよね?」
『……っ!』
マズイ、一般生徒にバレている。
マッシュ「そそそ、そそそっそんなことないですよ」
『(動揺隠せてない…………)』
アビス「動揺してますよね」
違うと言うマッシュだが、そんなに動揺していたら説得力が無いよ。
アビス「心配しなくても良いですよ。私もアナタと同様、忌み嫌われてる存在ですから。ここにいるということは何か事情があるのでしょう」
すると、アビスは剣を取ってマッシュに向けた。
アビス「ですが、私にも事情というものがあるのです」
マッシュ「リンさん、危ないから下がってて。僕が相手にするから」
『……本当に危なくなったら呼んで』
私はアビスと戦うことができない。
なぜなら、
彼の瞳“
対象者の魔法を一時的に使えなくする能力
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異能力が固有魔法ではないことがバレてしまうから。
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テト(プロフ) - めっちゃ面白いです!!夢主ちゃん頑張れー!! (4月1日 1時) (レス) @page26 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:浜木綿。 | 作成日時:2022年5月8日 10時