【MASHLE】世界に愛され、魔法に愛されなかった私【文スト】

▽フクロウ小屋 ページ13

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ウォ「A、すまないが、マッシュの手伝いをしてきてほしい」



『分かりました』




マッシュは度重なる扉の破壊行為の罰として、フクロウ小屋の掃除をすることになってしまった。


フクロウ小屋はかなりの広さがあるので一人で掃除をするのは大変そうだ。




『私も手伝うよ、マッシュ』



マッシュ「ありがとうございます。助かります」







ランス「すごい嫌われようだな」



マッシュ「僕、何かした？」




2人の会話が聞こえて、視線を向けると、マッシュがフクロウ達に頭を突かれていた。




何か気に触るようなことでもしたのかな。




そう考えていると、突然、呪文が聞こえてマッシュの下が水場になって溺れた。




『マッシュ！！』



マッシュ「ゴボゴボゴボゴボ」




助けに行こうとすると、また別の呪文が聞こえて巨大な手裏剣が私に襲いかかった。




体を捻って、ギリギリ手裏剣を躱す。




ランス「大丈夫か？」



『うん。大丈夫だよ』



？？？「仲間の心配をしてる場合ですか？」




この人達は、七魔牙の2年生か。


2年の合同授業で見たことがある。




オロル「初めまして、七魔牙(マギア・ルプス)の第六魔牙(シックス)、オロル・アンドリュー」



アンサー「同じく第七魔牙(セブンス)、アンサー・シンリ」




それを聞き、私とランスは身構えた。


大方、コイン目当てだろう。




オロル「金のコインを頂きに来ましたよ」




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