時透兄弟の親戚は柱 (参) (ページ37)

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氷河Aside

あれ…ここはどこ……

いつの間にか私はガラスの中に閉じ込められていた

ガラスの外にはみんなの顔が映る

だけどみんな何かを言っていて私には何も聞こえなかった

でもその時

『！！いや…！！！やめて！！風舞！！！有一郎！！！』

私が風舞と有一郎に刀を持って切りかかろうとした

なんで………大切な家族なのに…！

私の意思はちゃんとあるのに……！！

なんで傷つけてしまうの…………

でもそんなことを思ったのは一瞬だった

鬼の童磨が風舞と有一郎に切りかかろうとした
腕を抑えてくれた

何か言ってる気がするけど聞こえない

なんで……なんで！？

その時にカナヲが私に何かを言っている気がした

涙を流し私の身体に触れようとしたけどそれは猗窩座によって止められた

きっと人間を傷つける人間に近づくなってことだろ

でも早く自分の身体を自分のにしないと

今は自分の身体じゃないみたいに動く

次にカナエとしのぶが何かを言っている

みんなの声が聞きたいのに

なんで私はみんなを襲いかかろうとしてるの？

童磨のおかげで襲いかかってないけど、なんで？

これは鬼舞辻さんの血のせい？？

ぁぁぁっ！！考えても仕方ない！

早く自分の身体を自分のにしなきゃ！！

方法は！？？

「ｻﾞｻﾞｯ……ね…さ………！！あ……と……！！！」

方法を考えようと思った時、累の声が少しだけど聞こえた気がする

そして私じゃない身体は一瞬だけど戸惑ったような感じだった

もっと……もっと…………！

みんなの声を…！！！

不死川「お前に……ｻﾞｻﾞ…………ことがある………ｻﾞｯ……！！」

不死川が必死に必死に涙を流して私に何かを言っている

そして風舞と無一郎が2人で

この言葉ははっきり聞こえたんだ

「「このままだともう一緒に過ごすことは出来なくなるかもなんだよ！！！姉さん！！！」」

もう一緒に過ごすことが出来なくなるなんてそんなの嫌！！！

ずっと私たち家族で幸せに暮らすんだ…！！！！

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更新遅くなりすみません

本日より落ちが決まりました。

「不死川実弥」さんです！

今後ともよろしくお願いします！