時透兄弟の親戚は柱 (参) (ページ31)

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『今日の任務終わったぁ…あの鬼ちょっと強かったなぁ。』

任務が終わり帰ろうとすると

？「Aか」

と誰かが後ろで私の名前を呼んだ

『え、誰？』

聞き覚えがあるけどすぐには思い出せない声で
後ろへふりかえる

するとそこには鬼舞辻さんがいた

『鬼舞辻さん…』

鬼舞辻「A、累を渡せ。あいつが太陽を克服したと聞いてる。私に渡せ」

鬼舞辻さんが私の方へ近寄りながら言う

鬼舞辻さんの声は少し強くて初めて会った時より恐ろしくなった

けどここで恐ろしくなってはならない。

鬼殺隊の柱なのだから

そして累も渡したらダメ。絶対

『累はあなたに渡しません。累はもう私の家族です。どんな馬鹿野郎でも家族を貴方に売るなんてことしません。』

鬼舞辻「少し会わない間に歯向かうようになったようだな。A。｣

鬼舞辻さんは急に私の方へ走り私の首に手を当て首を絞める

『ｸﾞｧｯ…………ｯ…』

早くて避けられなかったっ！

さすが完璧に近い鬼

鬼舞辻「最初は殺さないでおこうと思ってた。

だが貴様はそれを調子に乗ったのではないか！？覚えてるか！私は鬼で貴様は人間だ！」

『わかっ…てる！どんな……頑張ろうともｯ……鬼みたいな…力は………出せない………
私の血は……回復力が…あるけどｯ…数分待たなければ……完全に回復しない…ｯ…
でも鬼は…秒で回復する………』

どうしよう

どうしよう！！

鬼の力は人間の骨だって簡単に折られる！

私の首の骨だって折られる可能性がある

あまり動けない…！！！

そして苦しい………！！！

苦しすぎて私は鬼舞辻さんの手に私の手を乗せ
力が入る

その勢いで爪が鬼舞辻さんの手に食い込む

鬼舞辻「はっ…そんなに私の血が欲しいのか…！？それならば貴様の望み通りにしてやろう！いつか貴様を鬼にして私の手元におくつもりだったからな！！」

『ぐぁぁっっ！！！！』

首を締められてる手から鬼舞辻さんの血が流れてくるのが感じる

鬼になってしまう…！！！

『やめ……鬼舞辻「やめろ？入ってしまったのに戻すことなどできまい」ｸｯｯ…』

有一郎…

無一郎…

風舞…

累……

柱のみんな…

鬼殺隊のみんな………

お館様……

ごめんなさい…

私が鬼になったら私はどうすればいいの…

みんな………私を………

___殺して__