28 ページ31
『で、どーゆーこと？』
有「俺も無一郎もその話は聞きたいものだな」
無「うんうん！」ｺｸｺｸ
有一郎と無一郎がお風呂から上がり風舞と鬼に驚いたがそれを今から話すと言ったら落ち着いてくれた
そして有一郎と無一郎と正座で鬼と風舞に向き合う
風舞「……！！……ｯ…………？」
無「何、この人。さっきから何してんの」
弟・風舞はさっきから驚いたり顔を顰めたりなど私の顔を見ながらする
鬼「風舞は君たちの過去を見てるんだよ。もうすぐで終わると思うから待って」
無、有「「過去…？？」」
『確か…風舞は人の過去と未来を見れる……』
鬼「その通りだよ。僕も風舞のおかげで”家族“を知ることが出来たんだ」
『？』
風舞「こんなことが…あ、有一郎と無一郎は自己紹介がまだだよね？
俺は氷河風舞。こっちの鬼は累だ
元十二鬼月の下弦の伍だ。今は稀血の俺の血で生活をしている。まぁおにぎりなどに俺の血を混ぜたりなどしていて今は必死に人間食を食べられるようにしているよ」
累「はじめまして。A姉さん、有一郎、無一郎」
『姉さん？？』
累「僕は風舞の弟。なら風舞の姉のAも僕の姉さんさ」
無「なら！僕と兄さんも君の家族だ！」
有「A姉さんの弟は俺達も一緒だかんな。俺たちとお前は家族になる」
『じゃあ、みんな家族だね！』
風舞「そう簡単に受け入れちゃっていいの？3人とも柱なのに」
累「あ……」
『私は確かに隊律違反になる…がもう帰らぬ人になったと思っていた弟だ、そして私の恩人でもある。その弟の弟……ならば2人の姉として累に命をかけよう』
風舞「姉さん…」
累「！！」
『累が1人でも…いや、一口でも人間を食ったら私は累を殺し腹を切ろう。』
累「絶対……絶対に食わない…！！」
有「俺もだ。お前が人間を食ったら腹を切ろう」
無「僕も！家族として詫びる！」
累「！！！あり……がとうっ！！」
風舞「よかったな、累…」
泣く累とその累を撫でる風舞
それをそばで私たちが見守る
鬼と人間がそう簡単に仲良くできるわけではない
だがこの2人はただの絆じゃない
《家族》だから
『累、お前が今まで人間の命をたくさん取ってきた分、罪滅ぼしだと思い人に優しくしろ
奪われた命は戻らないからな』
累「うん……ｯ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 217人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し(プロフ) - 紫薫さん» いえいえ！頑張ってください更新！楽しみに待ってます！ (2019年12月25日 11時) (
レス) id: cb0040dcb7 (このIDを非表示/違反報告)
紫薫(プロフ) - 名無しさん» いえいえ！！あぁぁぁ、そうなんですか！！！教えて下さりありがとうございます！！！つい少女と付けてしまいましたっ、ごめんなさい！！ (2019年12月24日 0時) (レス) id: 3fb6362822 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 可愛い双子をありがとうございますぅぅ！余談ですが煉獄さんは柱の人達のことは少年、少女と付けないですよ!わざとならすみません (2019年12月18日 23時) (レス) id: cb0040dcb7 (このIDを非表示/違反報告)
紫薫(プロフ) - 十字月紅園さん» 感謝の呼吸！壱の形！！ありがとうございます！！ (2019年11月6日 17時) (レス) id: 3fb6362822 (このIDを非表示/違反報告)
紫薫(プロフ) - 想楽さん» 可愛いですよね！癒しです← (2019年11月6日 14時) (レス) id: 3fb6362822 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫薫 | 作成日時：2019年10月26日 20時
