越前の師匠は猫系美少女でした！

10話です！ ページ13

荒井「やっぱテメーだったのか！！ナメたまねしやがって！！1年坊主がしゃしゃり出る場所はねぇんだよ！！」

〈バッ、グッ〉

荒井は声を荒げながらリョーマに近づき襟元を勢いよく掴む

越前「……」

…？遠くから、足音、聞こえる

手塚「コート内で何をもめている」

〈ビシィ！〉

部員達「ぶ、部長ーっ！！！」

あの人が…、部長、入部届けの事、言わなきゃ…

手塚「騒ぎを起こした罰だ。そこの2人グラウンド10周！」

わっ、きついなぁ…

荒井「えっ、ちょっと待ってくださいよ！コイツが…」

…リョーマ、俺関係ない、みたいに服、パンパンしないで…

手塚「20周だ！！」

荒井「は、はい！！」

越前「はぁー」

リョーマ…、どんまい。でも、まだ、いい方でしょ…？

手塚「全員ウォーミングアップ！！ 済んだ者から2年3年はコートに入れ！！1年は球拾いの準備につけ！以上！！」

部員達「ハイ！！」

…流石、部長…(ぱちぱち

指示が的確で、素早い…

今、言いに行った、方がいい…よね…

指示を出したあと、レギュラー陣の中に入り何か話し合っている手塚に声をかける

…と、いうよりは声を出さずに気づいてもらおうとしてジャージの裾をくいっと、引く

手塚「？…！何か用か？」

始めは普通に振り返り誰もいないことに疑問を浮かべたが少し視線を下にやり、やっとAの存在に気づく

『…うん、入部届け、書くの忘れたから…先に挨拶しとく…』

…うーむ、やっぱり、敬語は苦手…

後で、なおそ…

『…水無月 A…、です。1年、よろしく…』

手塚「！そうか、君が…。俺は、3年の手塚 国光だ。よろしく頼む」

『ん…。明日、先生にも挨拶…する。…ます。』

不二「クスクス)敬語苦手なの？」

『うん…。外国、長かったから…』

不二「そっか、僕には敬語なしでもいいよ」

と、いいながら頭を撫でてくれる

…きもちぃ(ふにゃー

不二「///頭撫でられるの好きなの？」

『！…別に、好きじゃない…(ぷい』

菊丸「素直じゃないな〜！！好きなんだろ〜、撫でられるの！！」

乱入してきた菊丸が頭をグリグリ撫でる

『…痛い』

ちょっと不機嫌そうに言うと、ごめんごめんと言って手を避ける

菊丸「って！よく見たら、水無月 Aさんじゃんか？！」

名前、あってるけど…なんで、年上なのに、さん付け…？

なんて思っていると、菊丸の声がでかかったのかレギュラー陣がゾロゾロと集まる

その勢いでいつの間にか、自己紹介が始まった

…こんな、たくさん、覚えるの…無理

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