越前の師匠は猫系美少女でした！

8話です！ ページ11

〜放課後・テニスコート〜

貴方side

〈パァン〉
〈ドシュ〉
〈ドッ〉

堀尾「…やっぱね。」

…急に、どうした？

堀尾「おかしいと思ったんだよ。あの桃城って先輩、足を痛めてて実力の半分も出してなかったらしいぜ」

しってる…

堀尾「って、越前！聞いてんのか⁉」

越前「全然…」

堀尾「…まあねぇ、１年のお前がレギュラーと互角のはずないよなぁ」

続けるんだ…

越前「……」

堀尾「やっぱ、レベル高ぇーよ青学は‼今だって、レギュラーの先輩達まだ来てないのに、あんなうめぇもん」

越前「…A行くよ」

『ん…(…聞かなくて、いいの…？)』

堀尾「お前、知ってるか？毎月1回部内の"ランキング戦"！毎回レギュラーの座をかけて試合すんだぜ。この辺に青学の強さの秘密が…」(長いby作者)

〈ゾロゾロ〉

「君、詳しいね。すごいなぁ」

堀尾「あ、あれ？ま 、まぁね」

越前「(いるよね、ウンチクばっかスゴイやつ)？A、ラケットは？」

『置いて来た…』

越前「は？なんで？」

『…まだ、入部届け…出してない、から。今日は…見学』

越前「ちゃんと出してよね(呆れ」

『ん、大丈夫。…多分』

…多分←

〈ザッ〉

？「おい、“すごい１年”ってのはお前か？」

すごい、１年…？

越前「ブンブン)ん」

リョーマは堀尾の方を指差す

その行動に納得したAも、リョーマと同じく堀尾の方を指差す

？「あいつか！成る程…確かに1人派手なウェアで目立ってやがる」

堀尾「関東では常にベスト4に入ってるんだぜ。青学のレギュラーはスゲェんだ！」

「「おおーっ」」

…まだ、言ってる。よく…あんなに、出てくる、よね

少し呆れた目線を堀尾に向ける

でも、堀尾は気づかないらしい

２年1「1年何溜まってんだ？」

2年2「まだ部活前だ、ほっとけ」

堀尾「部長クラスとランキング戦で当たってみたいなぁ、なんちゃって。1ポイントぐらい取れちゃったりして、ハハハ…」

？「桃城みてぇなケガ人と互角だったからって調子こいてんじゃねぇぞ1年！！」

堀尾「あ…」

？「何がランキング戦だ。1年のうちから試合に出られると思ったら大間違いだ ！サル！」

そうなんだ…、一年だと、試合、出れないんだ…

？「お前ら一年は夏の合宿まで球拾いと基礎体力作りのみだ！レギュラーは、2、3年から決めんだよ」

堀尾「えーっ！そんなぁ」

？「今日はレギュラー陣が帰ってくんだからな。あんま生意気だとこの2年の荒井様が…」

…？荒井様が、なに？

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