公園で死にかけたら推しに助けられたんだが。(夢野幻太郎)

死にかけて5日目 ページ7

夢野side

主「えっと、多分大丈夫です！それから、めっちゃファンです！！新刊読みました！本当に素敵な内容で、特に3人が集まるところなんてペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ((幻「ちょっと一旦ストップしてください。」

そういうと彼女は、顔を赤くして少し俯いてしまった。本当に小生の書いた本が好きなんですね。なんだか少し嬉しいです。そうしていると、彼女の頭から赤い液体が顔を伝ってぽたりと落ちた。


幻「いや、やっぱり大丈夫じゃないみたいですね､､､､今ホラー映画みたいになってますよ。このままでは不味いですし、小生の家で手当でもしましょうか？」



すると彼女は、慌てて額から落ちる血を抑えながら答える。

主「いやいやいやいや！それは申し訳ないですし！というか助けていただいただけで本当に十分です！危うく猫が顔に張り付いて窒息死する所でした！」

幻「いえ、そういう問題ではなく、このままこの公園にいたらかなりやばい人ですよ。それに、猫に引っかかれたんですから何か病気になってしまうかもしれませんし。あと、猫が顔に張り付いてって、ふ、ふふ」

幻「まぁ、そういう訳ですからとにかく来てください。」

主「は、はい！分かりました！」


そういうと彼女は、小生の後をついていった。

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