笑顔の先に２

53 side ﾆｶ ページ6

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テレビ局の楽屋にきたが

あとの３人はまだ到着していなかった



楽屋のソファに座りスマホをチェック


AちゃんからのLINEはきていない





携帯を眺めていると

ミツが隣に座ってきた





Ki「なーに、またスマホみてんの？」



2「うっさいなー 別にいいだろ！」



Ki「わるかったって、桃ありがとな
帰ったらいただくよ」



2「…ん」



Ki「二階堂がさ、
スマホみてるのって…」





M、F、t「おはようございまーす」





ミツが何か言いかけたとき

３人が楽屋に入ってきた





岩「おはよう。おつかれ」



M「あー！ニカさー！」




宮田が何か言いながら

こっちへ向かってきた





2「ミツ、さっきの話って？」



Ki「あとでいいわ」




ミツがソファから立ち上がり

俺の隣に宮田がきた





M「ニカなんなの！あの桃は！
買いに行ったわけ？」



s「そうだよニカ！
そろそろ話してよ！」



t「俺んとこにも朝きたわ」



2「しょーがないなー！
みんなお待ちかねのようだから話すか！」





俺はあの日、

あの場所に桃をなんで買いに行ったかを話した



もちろん、

Aちゃんのことも。





s「え、じゃあその女性のおかげで
あの桃にたどり着いたんだ(笑)」



2「そうなんだよ！
いやー苦労したね！！」



y「その話聞いてると、
一番苦労したのって岩ちゃんじゃない？笑」



岩「横尾、よく言ってくれた…
あの日はかなり疲れたよ」



F「だろうね(笑)
ニカのわがままのせいでね、お疲れ様」



2「なにそれ！もうみんな
俺にもっと言うことないの？
わざわざ、あんな遠くまで買いにいったのに」



t「はいはい。
ありがとーございました」



2「なんだよ、その棒読み」



M「まぁまぁ、ありがとねニカ！
帰ったらさっそく食べるよ！」



s「俺も！ありがとう！
でも、行くなら俺を誘ってくれれば良かったのに」



2「みんなのこと
ビックリさせたかったんだよ！」



Ki「ある意味
ビックリしたけどな(笑)」




まぁ、色々あったけど

たぶんみんな喜んでくれたよな？



Aちゃんにも、

このこと報告したいな…




夜にでも電話できるといいな。



メンバーには、

Aちゃんと連絡先交換して

今でも繋がってることは言わなかった



まだ、話すのは早いかなって思う



いや、変な関係ではないけどさ、なんかね。



でもいつかまた、

会うことができたら

メンバーにもちゃんと紹介したいな



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