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中へ入ると、

たくさんのツアーのオリジナルTシャツを着た

スタッフの人で溢れていた





「あの…
岩田さんどこ行くんですか?」




岩「すみません。ちょっとだけ
ついてきてもらえますか?」





私は言われるがまま

岩田さんへついていった





岩「ここでちょっと待っててください」





岩田さんは個室にはいっていった





岩「どうぞ!」





私も案内されてその個室に入った






?「久しぶり…」



「ニカちゃん…」






その個室には

さっきまでステージで輝いていた

大好きなニカちゃんが立っていた





いつの間にか、

後ろにはドアが閉められていて

岩田さんがいなくなっていた




半年ぶりにこの距離で見るニカちゃん






「あの…なんで…?」



2「ごめん。俺が岩ちゃんに頼んだ。
あのときAちゃんと
連絡先 交換してること伝えて。
まぁ、話したら長くなるんだけど…」



「そう、ですか…
あ、ニカちゃん
カッコ良かったですよ…とても…」



2「ほんと?俺、
Aちゃんのこと、ちゃんと見つけたよ」



「はい…
すごく幸せな時間でした…」



2「よかった…
来てくれると思わなかったからさ」



「ふふっ…
きますよ。ファンですから」






だめだ。


半年前の気持ちが再び蘇ってきた




自分の口から、

ファンって言葉を出すと泣きそうになる






2「うん、そうだよね…
あの、俺さ…!」



「わ、私…帰ります。
ま、またファンとして会いにきますから!
応援してます!では…」






私は気持ちが抑えられなくなって

涙がでそうだったから

強引にその場を離れようとした







2「まって!!」






ニカちゃんは

そんな帰ろうとする私の腕を掴み

自分の方に抱き寄せた






え…


なんで…??




一瞬、

時が止まったかと思った






2「Aちゃん、ほんと変わってない。
そんなすぐに、黙って俺のところから
いなくならないでよ…」







この言葉とニカちゃんの温もりで


今まで我慢してきたことが


いっきに溢れだしてきた






「ニカちゃん…好きだよ……
ファンとしてじゃなくて…
ニカちゃんのこと大好きです…」








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90 side ニカ→←88



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涼子 - 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2019年10月15日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 物語一気に読んじゃいました。 パート1のコメントにも書いたのですが...。 物語上でのメンバーの名前表記英語表記じゃ なくて名字かあだ名のほうが良いのではないんでしょうか? そっちのほうが分かりやすいと思うので...。 (2019年10月15日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 何度も続けてのコメントですみません...。 これ正しくは気をつけてではないんでしょうか? (2019年10月15日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 90 sideニカ 岩「あ、あぁ…大橋さんだろ? そういえば、北山から聞いたぞー あの子と連絡先交換してたんだって? まぁ今回は多めにみるけど、気おつけて…」 (2019年10月15日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - また続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 87のここの台詞 ユ「気おつけて帰ってね! 時々 連絡してね!!ぜったいだよ!」 これ正しくは気をつけてではないんでしょうか? (2019年10月15日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2017年9月5日 4時

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