君の笑顔６

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2「楽屋でこういうのやっぱ燃えるわ」



「も、もうダメっ！//」




いつ麗華さんやスタッフさんが

楽屋に入ってくるかわかんないし！！




2「祐樹ってやつ
Aに馴れ馴れしいし！」



「に、ニカちゃんだって
指原さんと…息ピッタリだったね」



2「まぁ、それなりに練習したし」



「ふ〜ん…」




ってことは

密着してダンスする機会も

多かったってわけね、へーー。





2「なにその顔(笑)」



「別に！ただ…
早く本番終わんないかな〜って思って」



2「ぷっ、
素直に妬いてろよ(笑)」



「や、妬いてなんか…ない！」





嘘つき。

めちゃくちゃ妬いてるくせに。



ニカちゃんは素直に言ってくれたのに

なんで私は、本当のことが言えないんだろう。





「…本番頑張ろうね」



2「そうだな〜」



「ニカちゃん…」



2「ん？」



「ちょっとだけ…充電する……」





ぎゅってニカちゃんに抱きついた



舞祭組のスーツの匂いは

いつものニカちゃんの匂いとちょっとだけ違う



なんか新鮮…





2「妬いてんでしょ？」



「当たり…前じゃん……」



2「俺も…Aのものだよ？」



「ほんと？」



2「うん(笑)」



「よかった…」



2「キスする？」



「……しない(笑)」



2「この流れは普通するだろ(笑)」





そしてまた唇を交わす私達




仕事場でこんなこと…

まだまだプロ意識が足りないな〜



けど、今日だけ…


だってやっぱり嫌なんだもん。

ニカちゃんが女の人と密着するの。



だから、今だけね。




2「よし！じゃあ戻るわ〜」



「に、ニカちゃん！
ありがとう！！」



2「なにが？笑
じゃ〜な〜！」





ニカちゃんとぼけてるけど、


きっと私が妬いてると思って

不安になってると思って


わざわざ危険をおかして

楽屋まできてくれたんだよね？



……たぶん(笑)






いよいよUTAGE収録本番



会場にはたくさんのお客さんでいっぱい



たぶんほとんどが中居さんや舞祭組、

ちらほらいる男性の方はAKBさんのファンかな？




緑の洋服を着てる人を見ると

どうしてもニカちゃんのファンなのかな？って

思ってしまう(笑)




前説担当は舞祭組の4人



私も裏で待機しながらモニターを見てるけど

やっぱりおもしろい(笑)



舞祭組が笑顔でいると

つられて笑顔になるんだもんな〜




やっぱりすごいや……





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