私の秘密……(4) ページ42
話を聞いていると、私を守ってくれる、保護者代わりの彼氏を決める話合いが行われていたようで、立花先生はその保護者を遊佐先生か石田先生、中村先生にお願いしようとしていたみたいだった。
でもどうしてそんな話になったのか……
私は落ち着くために先生方と杉田さんのBARで話し合いをすることになった。
私は杉田さんの創り出す空間が嫌いじゃない。BARだから明るい訳では無いし、そんなに広々としている訳でもないけれど、なんだかほっとするんだ。それは多分、杉田さんが纏っている雰囲気が私の人見知りな部分と少しだけ似ているからなのかもしれない。でもこんなことを言って皆さんに嫌われてしまうのは嫌だからこのことは杉田さん以外、誰にも言わない。
杉田｢あれ？Aちゃんじゃん。どーした?なんかやな事でもあったの?ってわー、何で肉村もいんの……｣
中村｢誰が肉村だボケ。って、杉田さんいつの間にAさんとそんな仲良くなってたん？それに今日は俺だけじゃない。先輩達もいるんだからな?｣
福山｢どーもー。俺珈琲ね｣
森久保｢ボクも〜ミルク多めで。｣
森川｢じゃあ僕もコーヒー、砂糖多めで。｣
石田｢ボクは……あ、紅茶あります?暖かいの。｣
立花｢…………コーヒー。ブラックで。｣
杉田｢あ、はい…(なんか唯ならぬ雰囲気…珈琲と紅茶出したら早々に奥引っ込んでるか…Aちゃんは心配だけど……中村いるし大丈夫だよな…)｣
『Σ(˙꒳˙;)ﾋﾞｸｯｯ 杉さんどこ行くの…』
杉田｢お、おう。すまん。どこにも行かねえから。手、離して?｣
あ、気付いたら杉田さんの服の裾握ってた。
中村(???なんでこんなに杉田のやつAさんと仲良くなってんの?もしかして!!だから最近俺が病院から呼び出しあって遊べなくなった時もわりかしケロッとしてたのか！？)
私は最近ちょくちょく1人で杉田さんのBARに来てて最近では、杉さんって呼べるようにまでなった。
杉さんは私がはじめて病気の事を話した時もずっと黙って私の話を聞いてくれた。それでも「またここにおいで」って声をかけてくれた。
それからも杉さんは、私がその日楽しかったことや嫌だったこと、焦った事や怖かった事を話す時、私の話し方がどんなに下手でも、文句も言わずに黙って聞いてくれたんだ。
そうして通っているうちになんだか杉さんといるとほっとすることに気がついて、杉さんって呼べるようになった。杉さんもAちゃんっていつも可愛がってくれる。
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勿忘草は浅葱色を纏う(プロフ) - いおたそ。さん» ありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))作者おじ様声優専門なところがあるので共感していただけてめちゃくちゃ嬉しいっす!!ここから少しづつおじ様逆ハー的作品になっていきますので、これからもよろしくお願いします!!リクエストとかも受け付けております!! (2020年2月28日 21時) (
レス) id: be40802470 (このIDを非表示/違反報告)
いおたそ。(プロフ) - めｯｯｯﾂｯｯﾂﾞｯｯｯｯｯｯちゃ好きです。作者様最高ですね？？森川さん院長とか俺得でしかない。遊佐さんも最高です。おじ様の良さわかってくれる友達いなくて毎日ハゲ散らかしてた俺にとって最高の作品です。ありがとうございます。神作ですね､､､､､､ (2020年2月25日 17時) (レス) id: c80e9697c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草は浅葱色を纏う | 作成日時：2020年1月13日 1時
