24才の彼女はおじ様が大好き!!

新人ちゃん歓迎会やるよぉー!!ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌ!! ページ5

森川｢あ、高塚さん、今日の夜空いてる?来れる人たちで歓迎会やるからさ、主役は君だから是非来て!!ていうか来てくれないと成り立たないから笑｣

――――

お昼にそう言われて、仕事終わりに森川院長先生の所に寄るようにと伝えられた。でも、いくら個人開業の病院だからってそんな逐一やるものなのかな…歓迎会、だなんて……まあ、院長先生がそう言ってくれてるんだし、行く他ないけどね。あ、クロにお留守番もう少し頑張ってもらわなきゃな…一度家に帰る時間なんて無いし……でも遅くなった時のためにご飯とかも一応いつもの場所に置いておいたから大丈夫だよね!!うん!!

『よっし!!行ってきますかぁ！』

??｢わぁ!!びっくりしたぁ…いきなり叫ばないでくださいよ…」

????なんかすごく綺麗な声が…幻聴かな……だってさっきお医者様方紹介された時にはこの声はなかった……なんかこう…透き通った…女王様のような品格をもちあわせた声……


??｢あの?大丈夫ですか?さっきから何か落ち着きがない方だなとは思ってましたけど……｣

なんか心配されてる幻聴が……ついにイケボ好きすぎて私の耳自分からイケボ製造始めたの！？


??｢あーの！聞いてますか！はあ、あんまり声張り上げるのは好きじゃないんだけどな……｣


『へぁっ?!幻聴じゃない?!あ、え、あ、すいません!!えと、え、あ…』

??｢はあ、さっきから自販機の前で立ち止まって動かないんだもん。一向に飲み物買えないじゃないですか。｣

『あ、す、すみません!!すぐ避けます！≡(ﾟдﾟ)ｻｯ』

??｢ふぅ、森川さんが言ってたのってもしかして君？落ち着きはないし…本当にそんなんで秘書が務まるのかな…｣


中村｢ちょっと、石田先生、それはないんじゃないすか苦笑 確かに高塚さんは落ち着きないですけどねw｣

石田?｢あ、中村くん、君も今から歓迎会?ほんと、森川さんには困ったものだよ。僕だって君や遊佐くんほどではないにしても忙しいのにさ…｣


中村｢何言ってるんですか…(ｰ́∀ｰ̀)石田先生って言ったら、医療界じゃ名の知れた児童精神科医じゃないですかw｣

『あ、中村先生、こんばんは。先程はどうもありがとうございました！』

中村｢先生なんて堅苦しい呼び方しなくていいよ笑 俺、福山先生より年下でキャリアも下だからw｣


え?!嘘!!絶対潤兄ちゃんの方が落ち着きないしキャリア下だと思ってたんだけど!!

石田?｢あのー、僕早く行かないと遊佐くんと森川さんに絞られるから先いくよ?｣

声の綺麗なこの方は??→←こんなにイケボがいて私は生きていけるのか!?

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す