24才の彼女はおじ様が大好き!!

4日目……別棟、獣医科(1) ページ35

『はあ、はぁ…なんで石田先生あんなに足速いのかな…もう姿見えなくなっちゃうなんて…あり？もう病院が目の前に!!私はいつの間にこんなに走っていたんだ?!』

??｢あ、おはよう高塚さん。はやく病院入りなよ。今日はボクのとこなんでしょ?｣

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!そのふつくしすぎるお声の持ち主……

『立花先生!!おはようございます!!』

立花｢はいおはよう‪w今日はボクのとこで手伝ってくれるらしいね。よろしく頼むよ?｣

『あ、はい、でも私…獣医科の看護資格はとってなくって……』

立花｢うん知ってる。だから、事務を頼むよ?｣

ｱｯ…(´＞///＜｀)恥ずかし……そっか、そうだよね、私最初は秘書で応募してるし、事務仕事だもんね……ヤバい恥ずかしすぎる……

立花｢ハイハイそこで百面相しなくていいから‪w早く中入らないとボク先に行っちゃうよ?ほら、キミの大切なビーグル君も早く中に入って遊びたいみたいwもうすっかり看板犬になってくれちゃってさ笑｣

『あ、はい！』

先に院内に入っていってしまった立花先生を追う。立花先生は病院にくるワンコやニャンコの飼い主さんには
物凄く優しくてかっこよくてモテモテだ、と中村君と潤兄ちゃんがこの前教えてくれた…でも、今私の目の前にいた立花先生をみる限り……到底物凄く優しいとは…言えない…‪w‪wかっこいいのは否定しないけどさ…笑

でも、その考えも1人目の飼い主さんがワンコと一緒に来院した瞬間に打ち砕かれた。

だって……その姿はいつも私に接してくる時の姿とは似ても似つかないほどかけ離れていて………まさに優しさとカッコ良さの塊としか言えなかったのだから…

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