24才の彼女はおじ様が大好き!!

1日目午後……小児外科(2) ページ20

『先生凄いですね!!あんなたくさんの子供たちに一斉に話しかけられたのにそれぞれにきちんと対応できるなんて……』

福山｢ははっ、すごいだろ！俺の耳は聖徳太子並だからな笑｣

でもちょっと見直したかも…昔のちゃらんぽらんがこんなにしっかり先生できてるなんて……

福山｢今また俺に失礼なこと考えてなかったか…w
まあいいや、3時過ぎからはもう少しでかいチビ達診に行くからな。｣

でかいチビって……矛盾してる笑ま、いいや。

『はい、あ、なにか気をつけることとかは?』

福山｢おー、今から行くのは少し重い病気を持ってたり、精神的にもダメージ受けてる子が多いから。お前もらい泣きとかするなよ。｣

『はい！てかもらい泣きって…私子供じゃないんですからそんなすぐ泣いたりしませんって……』


福山｢どーだか笑｣


子供D｢あ、福山先生…こんにちは…｣

あれ？この子はさっきの子達と違ってあんまり元気ない?

福山｢おう!!今日の体調はどーだ?まあまあか?｣

子供D｢んー、あんまり良くないかな…苦笑｣

??やっぱりさっきとは部屋の空気が違う…

子供E｢あ、福山先生やっと見つけた!!隣の部屋の奴が転んで血が出てます!!早く来て！｣


白血病とかの子が転んだのかな?…………え、それヤバイよね!?



福山｢?!おい!!そいつ今どこにいる?!｣

子供E｢とりあえずそいつの部屋で他の連中が止血手伝ってます!!｣

福山｢わかったすぐ行く！高塚!!部屋まで全速力で走るぞ!!｣

『え？！あ、はい！』

福山｢おい！怪我したって!!血は!?｣

子供F｢せ、先生……俺、死んじゃうの?せんせい、助けてよ……｣

?あれ？血が出てるって焦ってたから、白血病とかの方かと思ったら、血、カタマッテルヨネ………？？？？？


福山｢あー、転んで軽く擦りむいたな……怖かったよな……でも大丈夫だ、他の友達がすぐ教えてくれたし、何よりお前の周りの子達がお前のために止血手伝ってくれたみたいじゃないか笑｣

？？？？？全く理解出来ぬ………

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