24才の彼女はおじ様が大好き!!

1日目……見学の合間。 ページ18

森久保先生は来る子来る子みんなを笑顔にしてった。ほとんどの子が最初に見た子のように病院を怖がっていたのに、男の子には男の子が喜びそうな戦隊、ヒーローもの、女の子には女の子が喜びそうなプリキ〇アなどの幼児向けアニメの話と交えながら次々診察していく。

その腕さばきに釘付けになっているうちに時計は午後1時半を指していた。


『あ!!もうお昼の休憩時間すぎてるんだ！森久保先生、大変なんだ…』

森久保｢おーい、新人ちゃ〜ん!!何ぼーっとしてんの?お昼休憩入るよ〜笑｣

え?!後30分しかないのに休めるのかな…


『あ、あの！もう一時半なんですけど…大丈夫、ですか…?その、お昼とか………』

森久保｢え、新人ちゃん、心配してくれるの?おじさん嬉しいなぁ(o´罒`o)｣

『え、いえそんな……ですがお昼ご飯って……』

??｢おー、A来てたのか!!｣

あ、私をいきなり呼び捨てで呼ぶのはこの病院には一人しかいない…

??｢ん?なんだよ笑｣

そう!!潤にいちゃん！

『あの(╬｀-ω-´)福山先生?ここ病院、で、一応今は昼休憩だけど待合室で待ってる患者さんは沢山いるよね苦笑私が何言いたいか分かります?笑』

福山｢ああ、すまんすまん、で、なんて呼べばいいんだ?笑笑｣


ﾊｧ━(-д-；)━ｧ...そんくらい自分で考えてよね……


『じゃあ、高塚とか高塚さんとか、新人、とか?』


福山｢えー(´･д･`)(´･д･`)名前で呼んだらダメなのかよ〜…｣

『病院が終わってからならいいけど、開院中はダメです！』


福山｢わ〜った、わーったよ!!じゃ、高塚って呼ぶわ………( ｰ̀нｰ́)｣

なんだその不服そうな顔は……ま、いっか…

次の科は小児外科らしく、潤にいちゃんが迎えに来たのだという。

あれ？でも1日目は小児内科だけじゃなかった?

福山｢あ？あとな、院長が、1ヶ月はさすがに多いから1週間にするって。｣


こりゃまた随分変わったね……笑

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